Odds Park 競馬

　６月１９日に行われる３歳牝馬の交流重賞「クイーンカップ」のトライアル。安定感ではボルドープリュネ、勢いではホウオウシーダーだが、狙ってみたいのはチェリーヒック。レース内容に日々の成長が見られるし、この枠ならこれまで以上にスムーズに運べるはず。地元生え抜き馬のひいきも含めて。いずれにしてもこの３頭が上位を形成し、ガンバギフ、ローズレイジングが一角崩しを狙う構図。

　チェリーヒックは内で我慢して運び、抜け出した前走に進境がうかがえた。あれなら１６００ｍもそう気にならない。「控える競馬で結果が出せたのは一歩前進。状態も上がっているし最後まで集中して走ればここも」。

　ボルドープリュネは３走前は名古屋出張の全国交流重賞。２走前はアタマ、クビ。前走の先着２頭は牡馬。この条件なら勝ち負け。「ひと息入れてフレッシュな状態で臨めるし、動きもいい。距離も許容範囲だし、限定戦なら」。

　ホウオウシーダーは３走前は交流戦で酌量の余地あり。それを除けば（４１００）。１組でも楽しみを持ちたくなる。「前回も期待通りの内容。ようやく軌道に乗った印象だね。ここも楽しみにしている」。

　ガンバギフは鋭さこそないが、バテずにじわじわのタイプ。距離は悪くないし、時計が極端に速くならなければ出番があっても。「展開の不向きな競馬が続いているだけで、変わりなくきている。限定戦なら立ち回りひとつでは」。

　ローズレイジングは勝ちっぷりのいい馬だが、乗り難しさがあるし、今回はひと息後。アテにはできない。「外傷で大事を取っただけだが、もうひと追い欲しいかな。良くなるのは次走だろう」。