おすすめ注目レース

2020年5月27日   さきたま杯 (浦和競馬)  

浦和競馬   第11レース   浦和1400mなら負けられないブルドッグボス
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

urawa12.jpg【中央所属馬の評価】
 昨年、同じ浦和1400mで行われたJBCレディスクラシックで2着のゴールドクイーン。浦和1400m1分24秒9は、同日のJBCスプリント勝ち馬ブルドッグボスと同タイム。単調ではあるがかきつばた記念を逃げ切ったように小回り向きのスピードがあり、行き切れば可能性十分。ただし、今回は同型ノブワイルドとのハナ争い次第だろう。

 ジャスティンは前走東京スプリントを制した快速4歳馬。道中馬なり、終い一段加速と、走りは4歳馬らしからぬもの。距離、左回りは経験済み。2走前のように控える競馬もできる。あとは浦和1400mをどう乗りこなすかだけ。

 ノボバカラはかきつばた記念、プロキオンS、カペラSと2016年にG3を3勝。以降重賞勝ちはないが、前走かきつばた記念2着と、その力はまだ衰えてはいない。中団から確実に伸びてくるだけに、今回は展開が向く可能性も。鞍上に森泰斗騎手騎手を据え、万全の布陣。

 ブルベアイリーデは堅実に勝ち上がり、前走リステッド勝ち。1400m、左回りは経験済み。混戦で浮上の期待も。

【地方所属馬の評価】
 昨年、同コースで行われたJBCスプリントの覇者ブルドッグボス。先に仕掛けたコパノキッキングを、短い最後の直線でキッチリ捕らえた。続くゴールドカップでも、マイペースで逃げるノブワイルドをキッチリ捕らえたように、浦和1400mのスペシャリストと言ってもいい。8歳にして再度ピークが訪れた。

 キャプテンキングは1年ぶりとなった前走の川崎マイラーズでは、好位で粘る3着。あらゆる距離をこなし、あらゆるコースで走る自在性高い馬で、浦和1400mは4歳時にゴールドカップを3馬身差で圧勝している。型通り叩かれて良化。

 ノブワイルドはテレ玉杯オーバルスプリント連覇と、浦和1400mの適性は高い。今回は56キロと斤量も軽くなった。昨秋はワイドファラオを完封しているように、この馬の持ち味である単騎マイペースで行けるかどうか。譲っていいところのない馬だけに、ここは同型の出方次第だ。

 JRAから転入初戦のサイタスリーレッドは、17年にテレ玉杯オーバルスプリントに勝っている。あれから3年、飛ぶ鳥を落とす勢いだった当時より、だいぶ枯れての転入で、いきなり復活の目はなさそうだ。

 ウインオスカーは、前走神田川オープンで大外を豪快に伸びて2着。距離が伸びるし、小回りの浦和コースと課題は多いが、うまくクリアできれば今後の展望が開けるだろう。

 コパノチャーリーは今年転入初戦の報知グランプリカップこそ4着と期待させたが、以降オープンで12、7、13着と振るわず。良績は中距離以上だけに、ここは厳しいレースになりそうだ。

 笠松のキタノイットウセイは10歳馬で、近走の成績からも厳しいレースになるだろう。

 名古屋のペイシャゲランも地元A級上位でもなく、このメンバーでは苦戦だろう。

【解説者の予想】
 浦和1400mでの実績、経験、さらに展開を考えればブルドッグボスには絶好の展開になりそうだ。JBCスプリント、ゴールドカップとソツのないレースぶりを今回も出来るだろう。

 JBCレディスクラシック2着のゴールドクイーンも侮れないが、今回はノブワイルドとのハナ争いがカギになる。叩かれ上積み見込めるキャプテンキングも、ダートグレード競走で好走出来るレベルにある。ジャスティンは控える競馬も出来るだけに、展開面での利は大きいが、スピードあり浦和の小回りコースでうまく力を発揮できるかどうか。ノブワイルドは行き切ってしまえばチャンスある。

 混戦でノボバカラ、コースが合えばブルベアイリーデも。

 ◎ブルドッグボス
 ○ゴールドクイーン
 ▲キャプテンキング
 △ジャスティン
 △ノブワイルド
 △ノボバカラ
 △ブルベアイリーデ 

おすすめ買い目

馬単 9→12 9→10 9→2 9→4 9→5 9→3

 

※浦和競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬