Odds Park 競馬

今回の本命はブラックランナー。兵庫転入後３戦して２着１回３着２回とあと一歩決め切れない状況だが、３走前はかなりの前掛かり競馬、２走前は逃げ馬が止まらない高速馬場、前走は道中徹底マークされ直線向くまで身動きが取れない競馬とそれぞれにハッキリした敗因がある。今回は初の１２３０ｍ戦だが、ＪＲＡ在籍時に挙げた３勝はすべてダート短距離戦であり、寧ろ望むところ。スムーズな競馬さえできれば勝機十分だ。ハタノキセキは近走チグハグな競馬が続いているが、今回は５６キロと漸くトップハンデの呪縛から解放された。実績面からみても反撃要注意。ほかでは、強烈な末脚を秘めるコウエイタケル、現在連勝中のミカエルシチー。イルティモーネも今回の距離なら反撃あってもいい。

ブラックランナー…今回は兵庫では初めての１２３０ｍ戦だが、ＪＲＡ在籍時は１０００ｍ戦で２勝、１２００ｍ戦で１勝と勝ち星すべてが短距離戦であり、その実績から見れば寧ろプラス材料に感じる。兵庫転入後から常に小差の競馬を続けている同馬、実績ある電撃戦で改めて期待してみたい。

ハタノキセキ…近走は伸びを欠いてしまっているが、最近はトップハンデ58キロが影響して出脚が付かず、道中済し崩しに脚も使わされてしまっているように感じる。基本は切れる脚が一瞬しか使えないタイプであり、前半位置取りがカギとなる同馬。今回の斤量２キロ減で出脚さえ戻れば。

コウエイタケル…最近は短差し色が強く出ており、前走のような雨馬場を考慮して道中早め押し上げていくような競馬では良さも半減。今回もベストの１２３０ｍ戦、ラスト３ハロン勝負に徹するようであれば大幅な前進があっても何ら不思議はない。

ミカエルシチー…兵庫転入後から４戦3勝2着１回とパーフェクト連対中。昇級戦だった前走Ａ１Ａ２混合戦でも相手強化に臆することなく自慢の先行力を発揮し勝利。ただ、今回は取り消し後の一戦。大型馬だけに当日の馬体重には注意したい。

イルティモーネ…例年５月ナイター開催時季から調子を上げるタイプだけに狙いとしては少々早いかもしれないが、昨年は１４００ｍからの距離短縮で連勝を飾っていた。当時と似た流れだけに注意しておきたい。