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2020年4月21日   第26回 東海クイーンカップ(SP1) 牝馬サラ系3歳 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   コバルトスカイのマクリ一発はいかが?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya02.jpg ニュータウンガールがいないこのメンバーだとどうしてもジェネラルエリアに寄って行ってしまうのは、陣営からも自信がうかがえるし、仕方のないところ。だが、それでは面白くないという方にコバルトスカイはどうだろう。重賞初挑戦だが、なかなかスゴみのあるマクリ脚の持ち主。何ともならない相手ではないし、距離を味方に上位に迫れないか。あとはポピュラーソングキクノウィングの遠征馬2頭に重賞の常連ビックバレリーナ

 コバルトスカイは自分の時計だけという感じなのでこの相手でどうかも、追い上げる脚には雰囲気が感じられる。少しモツれがあれば出番も!? 「まだ子どもっぽさはあるもののいい脚を繰り出してくれますが、ここは力関係に尽きるでしょう。どこまでやれますか」。

 ジェネラルエリアは確かに道営時から勝ち味に旺盛ではなかったが、それなりの相手と走ってきてもいる。今度こその意気だろう。「短期放牧明けですが予定通りですし、いい仕上がりで臨めそうです。もともと中・長距離に適性があると考えていた馬ですし、楽しみにしています」。

 ポピュラーソングはステラモナークについていったぶんと考えれば、ここの流れで違った結果を求めたくなる。未知の距離でも。「前走後はここを照準に調整してきた。距離と相手関係がどうかだが、コースは経験したから、うまく流れに乗った競馬ができれば」。

 キクノウィングは良績は園田ジュニアC2着ぐらいだが、当地の馬場が合いそうな印象。この鞍上を確保してきたあたりにも不気味さが。「前走後も順調に調整できたし、いい状態に仕上がった。メンバーはそろった印象だが、この馬自身も力をつけてきているし、折り合いの心配もないので、距離が延びるのも問題ない。逃げ、もしくは2番手あたりで流れに乗って行ければチャンスがあっていい」。

 ビックバレリーナは新馬勝ち後から2、3歳戦線の最前線で走ってきた。3番手でも格好つけたし、逃げなら見せ場以上が可能だ。「これまでの内容や調教の動きからして、砂をかぶる展開を嫌うようだね。体調面は悪くないので、すんなりと行ければだろう」。

おすすめ買い目

馬単 10→5 5→10 10→9 9→10 10→6 6→10 10→11 11→10

 

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