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2020年4月 9日   第60回 東海桜花賞(SP1) オープンサラ系4歳以上 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   名古屋でも!? ラブバレット
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya13.jpg 力関係だけでなく、展開も読みづらいメンバー構成。その点からして、生きのよさでは見劣るかもだが、展開に融通が利き、外枠に入った実績馬ラブバレットはどうだろう。全国から強豪集う笠松グランプリで3連覇を果たした馬だ。同じような条件のここなら一変があるかも。他の遠征馬では岡部騎手鞍上のドリームドルチェに下原騎手で来たエイシンエンジョイ。地元ではアキトクレッセント陣営が力が入っている。穴はサンデンバロンメモリージルバ塚田勢の食い込み。

 ラブバレットといえば笠松GP3連覇だが、実は中央交流のかきつばた記念でも6着、5着である。小回りの1400mであらためて。「年齢的に大きな上積みはないが、仕上がりはまずまず。名古屋コースの経験はあるし、力もヒケは取らない。すんなり先行できれば」。

 ドリームドルチェは川崎1600mのA1をさっそく勝っている元中央OP馬。モロさもあるが、前走のような競馬もできるので。「追い切りはしっかり動けていたし、仕上げは順調に進んでいる。遠征してどうかだが、JRAではこなしていたので、力を発揮できれば好勝負になる」。

 エイシンエンジョイは笠松の1400m重賞を2勝。いずれも逃げ切りだが、2、3番手なら格好つける。下原騎手で来たのなら!? 「昨夏には笠松で重賞を勝ったし物怖じしない性格で初馬場は苦にしない。調整は順調で、今回もいい仕上がりで臨めるよ。ベストはハナだが、控える競馬もできる。スムーズに先行できれば好走可能とみているよ」。

 アキトクレッセントは2組で2馬身差だが、つまずいたし、あくまでも目標はここ。元中央オープン馬が予定通りにきたというのなら!? 「初戦の笠松戦はスタートでつまずいたことでヒヤリとしたけど、あくまで賞金加算のレースでここが第一目標。レースでも調教でもハミ受けの関係で口を割るようなしぐさを見せる。この点からも距離は短い方がよさそうだね。順調に仕上がっているし、楽しみ」。

 サンデンバロンは昔と比べスゴみは薄れたが、柔軟に対応できるようになったことをよしとする。差せる今ならこの顔ぶれでも。「追い切りの動きは良かった。この馬なりにいい状態で臨めそうだね。とはいえ、最近は対ポルタディソーニでは分が悪くなっているし、骨っぽい遠征馬もそろっている。どこまでやれるかな」。

 メモリージルバは昨夏のブランクからも復活を果たした11歳。老いて盛んを地でいく名馬だ。名古屋でも無欲の競馬でひと脚。「もう高齢馬だし、厩舎の功労馬だから地元の華やかな舞台を使おうという方針。前走時に落鉄があって少し跳びが乱れたので、むしろ適度に間隔があいたのはいい。まずまずという感じかな」。

おすすめ買い目

馬単 11→2 2→11 11→10 10→11 11→8 8→11 11→9 9→11 11→4 4→11

 

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