Odds Park 競馬

　４番バッターがそろったというのは言い過ぎだが、ホームランかどこにもいないかのタイプがそろった印象。本来ならピースラヴィングと言いたかったが、最内枠が気になった。その点、シェアザプレジャーはこの枠ならそこそこの位置からそこそこの競馬をしてくれそう。勝つとは言わぬが、３着以内ならという感じで狙ってみたい。以下、ニューヨークキャプ、シンソク、ヤマニングレナデンあたりを束ねて。

　シェアザプレジャーは昨夏、地方に下がった岩手時から３着を外していない堅実派。鋭さこそないが、相手なりを生かしてここも。「今が充実期で力をつけてきたけど、これだけ相手が強くなるとどうかな。今後の見通しをつける意味でもいい競馬をしてほしいが」。

　ピースラヴィングは昨春の在籍時にＣ級で（３２１０）、１組でも２、３着あり。前走ぐらい走っても不思議はない。連勝の期待。「中間は併せ馬でビシッとやれたし、馬体も引き締まった。１年前には勝ち負けを演じていた条件だし、自信を持って臨みたいね」。

　ニューヨークキャプは特別だと５走前のようなこともないとは言わぬが、ここ２走に進境がうかがえる。今なら２番手でも!?　「馬の雰囲気はいいね。ここでの力関係がどうかだが、距離は苦にしない。すんなり行ければ恥ずかしくないレースはできるよ」。

　シンソクは逃げか番手が理想で３番手以降になるとパンチを欠くが、大きくは崩れない。ロスなく運べればこの相手でもそこそこ。「積極的なレースができていますし、状態も変わりなく良好。距離もこなすので、今回もそこそこやれそうに思います」。

　ヤマニングレナデンは使いつつ良くなってきた感じがいいし、控えて行けるのがここでは武器になる。さらに距離実績もあるので。「今がほぼベスト。時計の比較だけならそれほど遜色ないが、クラスが上がると流れが違うからね。力試しのレースになりそう」。