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転入２戦目で完勝を決めたキクノウェスター。今回は1870ｍ戦に距離が延びるが、ＪＲＡ新馬戦が1800ｍで②着、500万クラス勝ちが1700ｍだから問題なし。そして勝って同条件による斤量57キロに関しても、馬格があるし、地方でなら克服となりそう。エイシンレーザーは上位２頭に離されたものの、Ａ１馬相手では仕方ない。自己条件の1870ｍ戦ならチャンス。スリーピーアイは前走がさすがの②着。やはりＡ２なら力上位。波に乗った感のあるイスズイーグルは現級で勝利経験あり。兵庫復帰戦のインペリオアスールも怖い存在。

キクノウェスター･･･転入初戦はゴール前グイグイ伸びるも半馬身差届かず②着。前走はエンジンの掛かりの遅さを早めに仕掛けることでカバーし快勝。走り振りや、現実にＪＲＡ新馬戦が1800ｍで②着、500万クラス勝ちが1700ｍであることから距離延長はむしろ歓迎材料。あとは斤量57キロがポイントだが、鞍上が手の内に入れた今ならアッサリ克服しそうで。

エイシンレーザー･･･転入初戦はＪＲＡ交流で勝ち馬から０秒３差②着、そして２戦目が圧巻の勝ちっぷり。それ以来、勝ち星から遠ざかっているが、４走前は先行策が裏目＆３角で不利で度外視、３走前は強敵ジンギが相手、２走前は馬群を捌けず脚を余し、前走はＡ１馬相手と負けたレースでも中身が濃い。自己条件の1870ｍ戦でスムーズに捌ければ勝機十分。

スリーピーアイ･･･昨夏からは重賞を中心に使われたこともあって大敗が続いていたが、それ以前はＡ１混合戦で③着が２回あるし、現級単独戦では２勝を挙げており、元々秘めたる能力は高いものがある。そして前走の好走によりこれで不良馬場では５戦連続で③着以内。今回も当日道悪なら一発の怖さ倍増。

イスズイーグル･･･３走前にＢ１へ降級、その直後から③③着と徐々にリズムを取り戻し始め、前走はかつて４連勝を果たしたときを彷彿とさせる末脚で完勝した。最近Ａ２戦では結果を残していないものの、昨年３月には後続に５馬身差をつけて圧勝しており、決して力が足りないことはない。

インペリオアスール･･･過去の園田実績はＣ１勝ちまでだが、その後ＪＲＡへ戻って去勢したのちに500万クラスで勝利と着実に成長。ＪＲＡで休み明けを大敗してからの兵庫再転入だが、中間の攻めでは好時計を出しているし、態勢は整っていると見て良さそう。初戦から注意が必要。