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2020年3月26日 第18回 若草賞(SPI) 牝馬オープンサラ系3歳 (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 行ってしまえばステラモナーク
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
梅桜賞、スプリングCを勝ったニュータウンガール、同3着エムエスオープンが不在。ここは遠征勢の競馬になりそうだ。中では影をも踏ませぬ逃げで3連勝中のステラモナークが勝利に最短とみた。実績ではミステリーベルン、バブルガムダンサーだが、順調さではポピュラーソング。地元勢ではノビルメンテの素質に可能性を求めたいが…。
ステラモナークは馬券を外したのはG競走の兵庫ジュニアGPのみ。いかにも名古屋向きのスピードタイプだ。初の輸送を無難にこなせば。「先週の追い切りの動きに若干の重さはあったが、前走後も順調に調整できたし、状態は変わりなく安定している。馬自身もだいぶ賢くなってきているし、自分の形に持ち込めればこの相手でも勝ち負けになっていい」。
ポピュラーソングは結果こそひと息も2歳時から果敢に遠征。浦和・桜花賞の権利がありながら鞍上ともどもこちらへ。不気味だ。「前走はレース展開に恵まれたこともあったが、それにしても頑張ってくれた。その後はここを照準に調整できているので、うまく流れに合わせた競馬ができれば」。
ミステリーベルンは道営時、金沢まで遠征して金沢シンデレラカップを勝っているし、逃げ差し自在なのもいい。外傷明けだが。「レースで外傷を負って間隔があいた。本数は重ねているし、追いきりの動きもまずまずだが、叩いてからの方が良さそう。経験豊富で長距離輸送や初コースは気にしないと思うが」。
バブルガムダンサーは道営最初の2歳重賞・栄冠賞の勝ち馬。その後未勝利も、近3走は牡馬混合の重賞で善戦している。侮れない。「仕上がりは進んでいるが、こちらに来てから初めての競馬。間隔もあいているし、どんなレースをしてくれるかやってみないと」。
ノビルメンテは無敗で臨んだスプリングCは重賞の壁に阻まれた格好だが、距離も距離。1400mの外め好位なら違った結果も!? 「強い調教で臨んだ前走は馬体が減ってしまった。今回はその点に留意しての追い切りだが、まだ馬体は回復途上。砂をかぶると現状では走る気をなくす感じだし、経験を積んでいく必要はあるなあ」。
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