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　久々となるメムロボブサップだが、中間の動きは良く、仕上がりに関しては文句なし。この中に入れば実力、実績ともに上位。首位期待。前走で重賞制覇を成し遂げたアオノブラックが相手も、好内容続けるジェイエースにもチャンスがある。別定条件ならアオノゴッドも差のない走りが可能。インビクタの前残りに注意。

　(６)メムロボブサップは前走２着に敗れたとはいえ、勝ち馬とは30キロの斤量差があったことを考えれば負けて強しの内容。レース間隔は開いているが、ここへ向けて調整されており、仕上がりに関しては文句なし。今年度三冠を達成した馬だけに、この中に入れば実力、実績ともに上位。別定戦でも今回の条件なら首位可能。

　(８)アオノブラックは５歳相手の重賞と一気に条件が厳しくなった前走でも、障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切り、２歳時のヤングチャンピオンシップ以来久々の重賞制覇。今回は４歳限定で好敵手メムロボブサップとの対戦となるが、地力強化が目立つ今なら互角にやれる。好勝負期待。

　(７)ジェイエースは750キロと斤量が増加された前走は障害で止まったが、腰を入れて三腰。降りてからも最後まで脚を伸ばし３着と上々のレースぶり。１月に行われた白雪賞を快勝しているように、別定条件なら力で見劣ることはない。あとは当時から斤量差が詰まるだけに、対応できるかがカギ。

　(３)アオノゴッドは前走も障害で止まったが、すぐに二の腰を入れてふた腰。前々走と同じ３着でも内容は確実に良化。今回は４歳限定戦。ばんえい菊花賞３着、ばんえいダービーで５着があるように、別定条件ならこの中に入ってもヒケを取らない。好調を維持しており、軽くは扱えない。

　(９)インビクタは勝ち切れないが、障害は常にひと腰と安定した走りを続けている。斤量差があったとはいえ、５歳相手の重賞と厳しい条件の前走でも２着と好走できたのはデキのいい証拠。この中に入っても登坂力は上位で通るし、終い踏ん張れば前残り可能。