おすすめ注目レース

2020年3月19日   京都府産たまご特別A1A2 4歳以上サラ系4歳以上 別定 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   重賞戦線を見据えた重要な一戦
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優"

sonoda06.jpg 木曜日のメインレースはオープンクラスの2400m戦。現在は六甲盃(過去には園田金盃が2008年まで)しか行われていない距離で私が入社した2006年以降平場のレースでは初めて行われる。8頭立てと少々寂しい頭数だが、5月5日の兵庫大賞典や6月4日の六甲盃を見据えたメンバーが揃った。本命は休み明け後連勝中のマイフォルテ。前走は格上挑戦ながら強い勝ち振り。距離延長も問題はなくここでも連勝を伸ばせそう。相手候補は地元戦ではまだ負けていないパイロスターや近走は大崩れが少ないマコトタリスマンの2頭。他には終いの脚が鋭いエイシンレーザーや前走でシッカリ勝ち切り勢いに乗るオオエフォーチュンがその後に続く。

 マイフォルテの前走はまだ準オープン格付けながら果敢に格上挑戦。少頭数だったが、重賞で好勝負をしていた馬がいたりとなかなかレベルが高いメンバーだった。その相手でも道中はインコースでシッカリと折り合い、勝負所でも良い手応え。4コーナー手前でエンジンが掛かると直線では外から鋭い末脚で差し切る強い内容の競馬だった。2走前には姫路の2000m戦で勝っているし、折り合いに不安が無いタイプなので距離延長は問題ないだろう。前走から斤量が2キロ増える点がポイントになってくるが、この中間の追い切りではシャープな動きを見せており、良い状態をキープしている。今後の重賞戦線を見据えたここで更なる連勝を伸ばしていきそう。

 パイロスターの前走は名古屋の梅見月杯に遠征。その時の名古屋は内枠の先行馬が有利で尚且つこのレースでは落ち着いた流れでもあったので中団で内に潜り込めなかったこの馬にとっては厳しいレースだった。それでも最後までシッカリとした伸び脚で4着まで追い込んできたところは評価できる。今回は地元戦に戻るし、距離が伸びても問題が無い。57キロという斤量は2走前に経験済みなので心配は要らない。地元戦ではまだ負けていない強みもあるし、ここで巻き返しを図りたいところ。

 マコトタリスマンの前走は早めからジンギに並びかけられる厳しい流れだった。それでも最後まで止まってはいなかった。昨年6月の六甲盃では終始折り合いを欠いていながら4着に盛り返すなどスタミナ面はメンバー上位。今回もメンバー的にスンナリ先手を奪えるだろう。勝負所からの後続馬の動き次第ではあるが、4コーナーまで先頭なら最後まで踏ん張り切れるだろう。相性の良い田中学騎手とのコンビも心強い。

 エイシンレーザーの前走は2着だったが、3コーナーあたりから4コーナー手前まで前が壁になり追い出しを待たされてしまった。その後前が開くと鋭い伸び脚で勝ち馬にクビ差まで迫ったが脚を余す結果になってしまった。JRA在籍時には芝ではあるが中長距離戦を使っていた馬なので距離延長はむしろ歓迎材料。差し脚が鋭いタイプなので上手く馬群を捌ければ一発あってもおかしくない存在。

 オオエフォーチュンはまだA2クラスの馬だが、過去には笠松のゴールドジュニアで勝ち、菊水賞4着、兵庫ダービー3着、名古屋の秋の鞍2着など重賞レースで好勝負を演じてきた馬。前走も4角手前では少し前が詰まる場面があったが、直線で前が開くとシッカリとした伸び脚で抜け出して勝利をあげた。この中間も良い状態を維持し、追い切りの動きも軽快。相手は一気に強くなるが侮れない存在。

おすすめ買い目

馬単 3→8 8→3 3→2 3→1 3→5

 

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