おすすめ注目レース

2020年3月19日   第41回 マーチカップ(SP3)4歳以上 ・オープンサラ系4歳以上 別定 (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   あなたはロマン派? それとも現実派?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu10.jpg チャーチタウンアリオンダンスニューホープメモリージルバらも勝つ可能性を秘めているが、軸としてならキタノナシラ。前走は勝てなかったといってもクビ、クビの3着だし、距離不足といえる1400m。ウインター争覇勝ち馬が2年連続で勝っているだけに当然注目。注目といえばリッパーザウィン。鞍上の東川公則騎手は4月から調教師に転身するのでこれが最後の騎乗となる。ドラマはないだろうか?

 リッパーザウィンは兵庫A1を3勝しているが、1400m。中央時からしても短距離志向はありそうだ。鞍上が最後の渾身の騎乗で…は夢を見すぎか? 「結果は出ていないが、この馬なりに良化している。ただ、傾向としては短距離志向。このメンバーでどこまでやれるかな」。

 キタノナシラは転入初戦の1分25秒9がダテでないことをその後の走りで証明している。負けたレースも0秒1差。現実的にはこちらからだろう。「気分よく行き過ぎると伸びがないね。うまくためを作ればこの相手でもやれるはずだし、展開を見ながらうまく導いてほしいね」。

 チャーチタウンはB-2勝ち直後なのになぜ人気? 転入前に1勝クラスの交流戦を勝っているから。逃がすとヤバイかも!? 「急仕上げで臨んだ初戦とは追い切りの時点から違う。鞍上も気に入ってくれているし、行ってしまえばこの条件でも」。

 アリオンダンスは兵庫オープンでは2着までだが、うち1つは当地のオータムC。前走でも物足りないぐらい? 慣れを見込んで。「手探りの転入戦であそこまでやれたし、まだまだ衰えてはいないね。動きを見ても前走以上だし、距離が延びるのもいいと思う」。

 ニューホープは相手に恵まれたとはいえ岐阜金賞、東海ゴールドCを勝っているし、前走もひと脚使った。距離適性は認めねば。「間隔はあいたがいいラップでやれているし、運動量としては十分だろう。スタミナは豊富だから、この距離なら楽しみ」。

 メモリージルバは取り消し明けでも格好つけた。暮れの勝利で戻った様子。言わずと知れた笠松巧者。マーチCは連覇といきたい。「間隔はあいたが、ここを目標に順調に仕上がった。状態に不安はないし、追い切りも消化。遅れはしたけど、もともと動くタイプじゃないからね。あとは外枠でも当たってくれれば」。

おすすめ買い目

馬単 6→12 6→9 6→4 6→10 6→1 12→6 12→9 12→4 12→10 12→1

 

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