Odds Park 競馬

　水曜日のメインレースは準オープンクラスの1230ｍ戦。９頭立てと少々寂しい頭数になってしまったが上位馬は拮抗状態で好勝負が期待できる。本命はキーサンダー。前走はゲート入りを嫌がり、そこで走る気をなくした印象。能力的にはこのクラス上位なので巻き返し可能。相手候補は前走の内容が良く引き続き良い状態を維持しているトウケイアローと前走でキッカケを掴んだグランプリワンの２頭。他には一度叩いて上積みが見込めるウォーターバオバブや終いは確実に伸びてくるコントローラーが続く。

キーサンダーの前走はスタートで後手を踏み後方のまま終わってしまった。先行有利の馬場ということも多少は会ったが、最大の原因はゲート入りを拒みなかなか入ろうとしなかった時に走る気が失せてしまったことだろう。この中間は相変わらず軽快な動きを見せており決して調子落ちではない模様。２走前までの３連勝の内容を考えればこのクラスでも能力は上位に入る馬なので今回は巻き返しは必至だろう。

トウケイアローはオープン馬相手でも好位から最後までシッカリと伸びて２着と上々の内容だった。２走前のＡ２単独戦は姫路への輸送が影響した印象なので参考外だが、それ以外のＡ２単独戦では好勝負を続けている。この中間も変わりなく順調で追い切りの動きは活気があった。一昨年の９月以来勝利から遠ざかっている状況だが、今回は久々の勝利をあげるチャンス。

グランプリワンは転入２戦目の前走は直線で鋭い伸び脚を見せて勝ち馬にクビ差まで迫って２着とこのクラスで十分勝負になるメドを立てた。この中間も変わりなく順調に乗り込まれ、最終追い切りでは素軽い脚捌きで好状態をキープしている。今回もメンバー的にスンナリ好位に取り付く事ができそう。揉まれずスムーズな競馬ができれば勝ち負け可能。

ウォーターバオバブは今回が転入２戦目。転入初戦だった前走は５着だったが、８月以来久々の競馬だった事とレース序盤で頭を上げる仕草があり少し折り合いを欠いたことを考えると上々の結果といえる。今回は一度叩いた上積みが見込めるだろう。大外枠に入った事がカギになるが、前走内容からスムーズに進める事ができる今回の枠の方が良さそう。変わり身に期待。

コントローラーはスタートが上手くない事と二の脚が遅いのでどうしても後方からの競馬になってしまうが、最後は確実に良い脚で追い込んで来る。近走は掲示板に載ることができない状況が続いているが、先行有利な馬場状態やスローペースになったりとこの馬にとって不利な展開が続いている。今回も少頭数でこの馬には厳しい競馬になりそうだが、少しでも差しが届く展開になれば一気に浮上してくるので注意が必要。