Odds Park 競馬

ポイント修正直後の開催とあり、メインも降級馬の多い一戦だが、なかでも注目したいのはプリンシパルスター。A2戦で勝利こそ挙げられなかったが、４走前には重賞馬ジンギの早めプレッシャーにも怯むことなく２着を死守するなど、見どころあるレースはできていた。今回は過去４戦して１勝２着１回３着２回と好成績を残しているB1・１７００ｍ戦。条件好転で一変の可能性は高い。同じく降級となったサージェントバッジとドライバーズハイはともに前走末脚に良化の兆し。今回のクラスであれば自ら動く競馬もできそうだ。それらの降級勢に割って入ってきそうなのは昨年の兵庫ダービー馬バンローズキングス。前走は折り合い欠いたことが崩れた原因。立ち回りひとつで即反撃可能。

プリンシパルスター…近走は自分の形に持ち込めていないが、先行馬の多さや短距離のスピード競馬に行き脚も付けづらくなってしまっていた。その点、今回は同型の数も減少し、且つ距離も延長。好条件が揃ったここなら。

サージェントバッジ…前戦地を含め、地方コースでは追走一杯の競馬ばかりだったのだが、前々走、前走と上がりに向いて伸びる面が出てきている。JRA４勝の実績からも自力はメンバー随一。降級戦で一気に変わってきても。

バンローズキングス…前走は４コーナーで進路をカットされる不利もあったが、スタンド前から引っかかってしまい、レース振りそのものもチグハグだった。スムーズに折り合えるようなら反撃も。

ドライバーズハイ…遅い出脚ゆえに展開にも左右されやすいが、前走も終始外を回る形になりながらもしぶとく追い上げて掲示板確保。ある程度道中の距離ロスを抑えて行ければ圏内突入も。

ステラライト…一昨年以来、勝利からは遠ざかっているが、近走も勝ち馬から離されているとはいえ、掲示板確保の走りはできている。自らで引っ張る形なら一変も。