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2020年2月24日   第45回 スプリングカップ(SP1)3歳 オープンサラ系3歳 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   鬱憤を晴らす エムエスオープン
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya04.jpg 前走の先着馬に牡馬も加わったが、引き続きエムエスオープンに期待。前走は後ろからになったがゲートはまずまず出ていた。丸野騎手はノビルメンテに乗ったが、近年、成長著しい村上騎手なら! 着差はわずかでも梅桜賞を勝ったニュータウンガールの強さは認めねば。ビックバレリーナの粘り腰もしかり。ダルマワンサは牡馬の意地を見せられるか。3戦3勝の前出ノビルメンテだけでなく、前走スムーズさを欠いたジェネラルエリアなど伏兵は多彩だ。

 エムエスオープンは好敵手インザフューチャー不在でも、前走の先着馬がいる。が、あれで序列がついたとはとても言えない。リベンジだ。「追い切りの反応はなかなか良かったと思う。デビュー当時に比べるとテンにスッと行けなくなっているがそのぶん差してくるし、距離も本質的に合っている。今回からダービーまでは村上騎手とのコンビで。逆転の可能性はあると考えているよ」。

 ニュータウンガールはここ2走は牝馬同士だが、ダルマワンサに2度先着の実績を持ち出すまでもなく、この男勝りの馬体なら牡馬をも蹴散らしてみせる! 「中3週だから上積みは感じないが至って順調な調整過程。輸送や距離にもメドをつけてくれたし、牡馬相手でも遜色ないのでは。早めに抜け出すと遊ぶので、スタートは5、6番手のイメージで」。

 ビックバレリーナは軽快な先行力で見せ場。前走の粘り腰は流れが向いたとはいえ評価せねば。バイプレーヤーから主役へは流れひとつ!? 「攻めもこなして順調にきている。笠松のような軽い馬場が合う馬だけど、前走でも結果を出している。あとはここでの力関係がどうか」。

 ダルマワンサは3番手で運ぶも外から兵庫馬に差され、クビ差惜敗。距離延長は何とも言えぬが、前走の位置で運べたことはここに生きる。「短いところの方が切れる印象もあるが、距離は大丈夫。それよりうるさい面があるので、初輸送がどう出るかだね。今回はしっかり脚をためて運ぶつもりなので枠はどこでも」。

 ノビルメンテは3戦3勝、距離延長はものともしていないところがこれまた魅力。さらに1ハロン延びてこの相手。楽しみ半分、不安半分。「冬毛が伸びていたりで、まだ良化の余地を残す段階。それでいてこの走りができるのだから能力は高い。相手や距離など未知数だが、ここでどれだけやれるか楽しみはある」。

 ジェネラルエリアは道営では手が届かなかった認定を当地では一発でゲット。前走で重賞にもメドが立った。距離も2走目で。「順調ですね。前走はバテてきた馬をさばけませんでしたが、進路的に仕方なかったと思います。それであの着差なら逆転の余地はあるでしょう。距離は本質的に合うと考えていますし、力の入る一戦です」。

おすすめ買い目

馬単 1→2 2→1 1→8 8→1 1→10 10→1 1→6 6→1 1→7 7→1

 

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