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2020年1月 3日   第62回 新春賞重賞1 4歳以上登録馬サラ系4歳以上 ハンデ (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   新春賞V3へ向けエイシンニシパ態勢万全!
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中村 龍海"

sonoda01.jpg園田1月3日恒例の伝統ハンデ重賞「新春賞」。さすがハンデ戦だけあり他の重賞より格が問われない傾向にもあるが、それでも今回のメンバー構成ならエイシンニシパの存在が一際輝いている。当レースは4年連続参戦で2度戴冠と抜群の相性。今年も叩き3走目の絶好ローテ、実績面で大きく勝るこのメンバー構成ならトップハンデもクリアできる。上がり馬ならオオオヤブン。初重賞初距離でも見せ場十分の内容とまさに充実一途。まだ一線級との対戦経験が浅い分での2番手評価だが、勢いそのものは脅威だ。僚馬タガノヴェリテは中間の動きが一変。六甲盃2着時の雰囲気に戻ったとも言ってよく、実績馬の復活シーンがあっても驚けない。以下は末に賭けるスタイルで安定味増したカリテスグレース、距離得意で中間の乗り込みも熱心なマコトタリスマン、軽量の差し馬は当レースの穴パターンという観点からコスモヴァーズを。

エイシンニシパ…休養明け初戦時が完調に程遠い状態だっただけに、一度叩いたのみで一変の内容を見せた園田金盃は大収穫。ハンデ58キロは当レースに於いて鬼門の斤量ではあるが、前走勝ち馬が不在な上に追い切りでも本来の動きが戻り切ったとなれば主役は譲らない。

オオオヤブン…前走はオープン級すら未経験だった中での重賞挑戦だったが、早め外切り替えから鋭く伸び切り4着大健闘。元々折り合いの懸念もあっただけに距離延長を克服した点も収穫で、予想を遥かに上回る良化スピードを見せている。ニシパの上積みは脅威も、前走より背3キロ差の利があれば逆転まで視野。

タガノヴェリテ…六甲盃2着以降から成績が振るわず衰えが懸念されたが、前走では追い切り気配が今ひとつだった中で背58キロ3着と格好は付けた。その前走を境に中間の動きが一変し、追い切りでは以前の好調期そのままの素軽い動きを披露。重賞ホースがレースでも本来の走りを取り戻せば本命馬をも脅かす存在に。

カリテスグレース…他馬のペースに合わせるとモタつく癖が元々あるが、道中距離ロスなく立ち回り末に賭ける競馬に徹してからはムラが一切なくなった。特に牡馬一線級を相手にしながら強烈な伸びで小差まで迫った金盃内容は秀逸で、ここも極度に流れが落ち着くことさえなければ十分圏内。

マコトタリスマン…不得手な立ち回りを強いられたにせよ前走は頼りなさが残る内容。ただ休み明け初戦を快勝した反動があったことも事実で、当時より大幅に乗り込みを強化できた今回は走り振りも変わってきそう。当距離で圧巻の時計をマークした4走前のように、極力前々で運べるようなら。

コスモヴァーズ…重賞初挑戦だけに勝ち負けまでは微妙だが、本馬が叩き出す上がり3ハロンの数字自体はこのメンバーに入っても遜色ないもの。軽量の差し馬、内枠は当レースに於いて穴を開けやすいだけに押さえは必要。

おすすめ買い目

馬単 6→4 4→6 6→8 8→6 6→9 6→11 6→3 4→8 8→4 4→9

 

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