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2019年12月12日 寒椿(かんつばき)特別A2サラ系一般 別定 (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 目移りするメンバー 軸は差せるジューンシェイカー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
5歳ポルタディソーニ、3歳エムエスクイーンの女王対決に注目が集まろう。塚田厩舎も前開催のトパーズオープン、先週笠松の東海クラウンを勝って歯車がかみ合ってきただけに、メモリートニック、メモリーフェーブル、サンデンバロンの3頭出しが気にならないわけがない。これらをしがらみのないジューンシェイカーで束ねてみるのはどうだろう。
ジューンシェイカーは前走は1400mで時計の速い決着になったこともあろう。顔ぶれ的にはさらに上がったが、相手なりにやれるので。「1分28秒1の時計はこの馬には速過ぎた感じ。距離が1600mに延びるのは好材料だね。ここも相手は強そうだが、一発狙っていくよ」。
ポルタディソーニは牡馬相手の交流重賞で連続2着。大将不在なら私が頑張らねばといったところか。鞍上も5走前に勝利へ導いている。「次開催は名古屋グランプリに編成されてしまう。中央馬相手の2500mはさすがに厳しいので、2組の今回を選択したんだ。順調にきているし、この相手なら期待も大きい。主戦騎手が休場で乗れないので、以前に勝ち鞍のある村上騎手で」。
エムエスクイーンはオパールでは6頭とはいえ差して0秒2差。今回は同斤量。一応の仕上がりにはあるようだし、代打がこの鞍上なら。「目を傷めたので大事を取って取り消したんだ。調教はほとんど休むことなく乗っていたし、先週に1本行って、中4日でしっかり追い切って仕上げたからね。力は出せる状態だよ。ただ、気になるのは斤量の56キロ。3歳牝馬にしては背負わされ過ぎの気がする」。
メモリートニックは6走前に差して勝ったが、やはりベストは前走のような形だろう。ここも主張すれば行けそう。ならば1600mでも!? 「何が何でもの姿勢を貫けたのが勝因。久々に納得の競馬ができたね。引き続き体調はいいよ。二次戦に回ると名古屋グランプリに組まれてしまうし、ここを選択。58キロ発表だったので、さすがに厳しいと思って2キロ減の葵騎手に依頼したんだ」。
メモリーフェーブルは牡馬混合の交流重賞では歯が立たなかったが、地元のオープンならといったところはある。末脚に懸けて一発狙う。「3頭出しだが、斤量なんかを考えると有利なのは案外この馬かもしれない。展開にも融通が利くからね。上位争いは可能だよ」。
サンデンバロンは7歳の夏休み明けも使いつつ着実に良化しているようだ。58キロは5走前に笠松で0秒1差2着があり、こなせぬ斤量ではない。「ここへきてかなり持ち直していると思うし、実際に走りも良くなってきた。一次戦一本だし、斤量を克服してくれればだね」。
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