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2019年12月 6日 東海クラウンA1 B級以上・オープンサラ系一般 別定 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第10レース 地元のオープンなら ヴィクトアリー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
兵庫クイーンCでは苦杯をなめたヴィクトアリーだが、初の重賞に初コース、初ナイター、そして中央時以来の長距離輸送。何かと厳しい条件の中で1秒1差7着なら上出来だと思う。今回は地元とはいえ牡馬もいる東海クラウンだが、前走よりはくみしやすそうだし、当地ではまだ底を見せていない。期待料も込みでこの馬から。既成勢力ではストロベリーキング、メモリージルバ、ドリームアロー、ドリームスイーブルの順。
ヴィクトアリーはいろんな選択肢の中からここへ。間隔や相手関係などを考えればいいローテだろう。年末年始に向けて軌道修正したい。「前走はこの馬の展開じゃなかったし、初のナイター競馬。ここ目標に満点の仕上げができたし、地元でこのメンバーなら見直せるよ」。
ストロベリーキングはオープン下とはいえ勝ち切っていることに好感が持てる。そろそろ東海クラウンでも。それだけの力はあるはずだ。「連発の利かないタイプだが、決め手はなかなかのものを持っている。この枠なら流れに乗って行けそうだし、うまく末脚を引き出せれば」。
メモリージルバは今年の夏休みは順調さを欠いて秋3戦はひと息だが得意の笠松でこの相手ならといったところはある。変わり身注意。「軽めの予定だったので、あれだけ動けば十分だろう。まだ好調時の状態には至らないが、叩きつつ上向いてはいる。そろそろいいところが見られないかな」。
ドリームアローは2組ということもあっただろうが、放牧明けを使いつつ順調に良化している様子。東海クラウン2勝目を視野に!? 「石踏みでスライドしたが、予定を延ばしたことで仕上がりは進んだ。今はレース内容も安定しているし、オープンでも」。
ドリームスイーブルは勝ち切れないまでも競馬がうまく、崩れないことを評価。今回も上位をにぎわしてくれそうだ。「なかなか勝てませんが、骨っぽいメンバーでよく頑張っています。前すんなりと運べればチャンスがありそうな顔ぶれでは」。
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