おすすめ注目レース

2019年12月30日   オッズパーク2019杯A2 3歳以上特別サラ系3歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   スピード自慢が集まる1230m戦
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優"

sonoda06.jpg 今年もあと2日。年末でバタバタしている事もあるかとは思いますが、休憩がてら園田競馬で楽しんでいただければ幸いです。さて30日のメインレースはA2B1クラスの混合戦。本命はタガノヒバナ。前走はスタートから出していった分、折り合いを欠いてしまった。中間の気配は変わりなく良いので巻き返しに期待。相手候補は今回が転入2戦目で上積みが見込めるミカエルシチーとA2に昇級後も安定しているマコトパパヴェロの2頭。他には詰めの甘さはあるものの堅実に走っているユーデモニクスや惜しい競馬が続いているウインレーベンなどが続く。

タガノヒバナの前走はレベルの高いメンバー構成だった。揉まれる競馬を嫌った同馬はスタートから出して行き単騎の逃げを狙ったが、元々気性が難しい馬でそれが仇となり道中は引っ掛かってしまった。その影響で最後は余力が無く4コーナーでは一杯になった。前走から間隔が詰まっているので速い時計は出していないが、中間の気配は前走時と変わらず良い。前半の位置と折り合いがカギになってくるが、外枠に入った事で揉まれる心配はないので番手でもスムーズな競馬ができそう。斤量が1キロ軽くなった事も歓迎材料。巻き返しに期待。

ミカエルシチーは今回がJRAから転入2戦目。前走はスタートで躓いてしまい中団からの競馬になってしまったが、向正面から進出を開始すると直線では大外から鋭い末脚で2着に追い込んできた。この中間の調整は順調で最終追い切りでは活気のある動きを見せていた。力は上位の馬なので発馬を五分に出てスンナリ前に付けることができればアッサリ勝ち切ることができるだろう。

マコトパパヴェロは3走前にB1クラスを快勝しA2クラスに昇級してからは2走連続3着とクラスの壁をものともせず安定した結果を残している。切れる脚が無い分、なかなか勝ち切れない感じではあるが、このクラスでも安定して走れている点は評価できる。この中間も変わりなく順調に乗り込まれており良い意味で平行線の状態。今回は先行馬が揃っている感じなのでスンナリ前の位置を取る事ができるかがカギになるが、上手く内に潜り込んで脚を溜める事ができれば大きく崩れる事は無いだろう。

ユーデモニクスは上記のマコトパパヴェロ同様、堅実な成績を残している。前走は昇級戦で厳しい競馬が予想されていたが、最後まで渋太い競馬で5着を確保した内容は良かった。なかなか勝ち切れない点が気になるが、常に相手なりで走れるので今回の様な強いメンバーでも上位争いが可能。最内枠に入ったのでロス無く運べれば面白い存在。

ウインレーベンは転入初戦を快勝後は2走連続2着と惜しい競馬が続いている。ただ、2走前の勝ち馬は先日A2クラスを快勝した馬だし、前走の勝ち馬は園田ではまだ底を見せていない馬なので仕方の無い結果といえる。今回は勝てずに昇級というかたちだが、能力的にはこのクラスでも引けをとらないので問題は無いだろう。スンナリ先行できれば勝ち負けは十分可能だ。

おすすめ買い目

馬単 10→3 3→10 10→5 10→1 10→6

 

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