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転入後３連勝中のエイシンデジタルは確かに強いが、ここは転入初戦ブラゾンドゥリスの実績を上に取る。実質的にはこの２頭の一騎打ちとなる公算大。この間に割り込むならばこちらも転入初戦セセリの先行粘り込みか。安定感十分ナリタミニスター、復調感じるキヨマサも一考の余地あり。

◎　ブラゾンドゥリス…今年やや精彩を欠いているとはいえ２年前３月に高知競馬で行われた交流重賞・黒船賞を制した同馬、ＪＲＡオープンでも勝ち負けを何度も繰り返しており実績面は最上位。転入後の日は浅いものの直前まで北海道競馬で使われており動ける馬体での入厩、追い切りもシッカリ動けており地力は発揮できそうな仕上がり。小回り園田コースも合いそうで初戦から期待。

○　エイシンデジタル…前走も発馬はイマイチだったが、そこから鞍上の思い切った積極的な先行策には驚かされた。まだ気性的に不確実な面も多いが、言い換えれば底を見せていないとも言える。追い切りは好時計好反応で動けており仕上がりは文句なし。今回どのような戦法を取るかは分からないが、シッカリ能力発揮ならば当然勝ち負けになる。

▲　セセリ…転入時は暑さに負けていたようで攻め馬では苦しそうな印象だったが、涼しくなるにつれて覇気の良さが如実に表れてきた。息の入りはイマイチも１０月２１日に受けたゲート試験ではテンに活気良く動けており好印象、先行粘り込みは十分可能な仕上がり。

△　ナリタミニスター…最終追い切りは近走に比べて少し伸びが甘かった印象もあるが、特に悪いというほどでもなくデキ落ち感はない。Ａ１でも崩れず勝ち負けに食い込めており地力は確か、ここも先行力を生かして粘り込みを期待。

×　キヨマサ…まだ３走前ほどのデキには及んでいない印象もあるが、追い切りの動き反応は前走よりも着実に良化。ロスなく立ち回れる最内枠もプラスに捉えたいし、前走以上の走りを出せて良い。