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2019年10月 1日   第39回 白山大賞典JpnIII3歳以上オープン (中央・地方全国交流)サラ系3歳以上 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第11レース   昨年の覇者VS恵量3歳馬
全国公営競馬専門紙協会事務局

kanazawa03.jpg◆中央馬
デルマルーヴルは新馬戦こそ4着に敗れたが、その後3連勝でJpn2兵庫ジュニアグランプリを制すると、Jpn1の全日本2歳優駿はアタマ差の2着。そしてUAEダービーでは4着に大健闘。帰ってきてからも勝ててはいないものの、海外遠征の疲れなどはなさそう。前走後はここ目標。昨年の覇者グリムはレパードSをクビ差制してだったが、クビ差2着のこの馬はいかに?

リアンヴェリテは下級条件はともかく、勝ち上がってからは好走と凡走が比較的はっきり。気分次第、流れ次第ということか。あまり参考にはならないかもだが笠松の500万交流を勝っているし、戦法的にも地方の馬場は悪くないはず。今の金沢で逃げがいいとは言えないし、距離も?だが、それでも自分の競馬をするだけ。あとは野となれ山となれ!

ノーヴァレンダはデルマルーヴルの猛追をアタマ差しのぎ、3戦3勝で全日本2歳優駿制覇。その後が案外だが、立て直して再び地方の交流重賞へ。古馬相手になるが、斤量の恩恵もあり、逆にくみしやすそうな感じはある。リアンヴェリテの逃げに乗れそうな枠順を生かしたい。

テルペリオンはリステッド競走の仁川Sなど中央場所のオープンを2勝。その割に名古屋大賞典5着、マーキュリーC3着だから、もしかすると地方の砂は…と心配するのは取り越し苦労か。仮にいいとは言えなくても、この顔ぶれなら上位争いしてもらわないと。競馬もうまいし、距離も望むところだ。

グリムはご存じ昨年のこのレースの覇者。その後も名古屋大賞典、マーキュリーCを勝つなど交流グレードの長い距離で存在感を示している。これまで(7223)という4歳馬。まだまだ進化が期待できそうである。背負わされるが、それでも56キロなら経験したことのある斤量だ。連覇を成し遂げ、新たなステージへ向かいたい。

◆地方馬
ティモシーブルーは中央3歳時は500万条件で善戦。4歳はブランクもあって足踏みしたが、5歳春に金沢へ転じると百万石賞を勝ち、交流重賞のイヌワシ賞でもあわやの競馬。地方馬同士ならというところを見せている。ここは中央のオープン馬が相手だが、すっかり慣れた当地の馬場なら?

グレイトパールは中央時は平安S、アンタレスSと2つのG3を制しているバリバリのオープン馬。だから佐賀記念4着でも不満なぐらい。暑い時季を休養に充て、いい感じできている様子。帝王賞はさすがに歯が立たなかったが、Jpn3のメンバーなら見せ場以上があっても?

サクラエールはこちらも元中央のオープン馬。高知に転じて(12315)だが、これはクラス的なものもある。A級まで来たら思うように勝てなくなっているのは事実。となるとここに入ると…。それにこういう距離がいいとは言えない感じだし。

キタノイットウセイは日本テレビ盃は馬運車の故障という不運な除外に遭ったが、すぐこちらに出ることができた。幸運を生かしたいが、地元馬同士でも思うような競馬ができていない現状。交流グレードでは一層厳しいレースを強いられるだろう。

コスモマイギフトは交流グレードではおなじみの地方馬。いつかそのうちと言いたいところだが、さすがに10歳馬にこれ以上を求めるのは…。まずは1ケタ着順を目標に。10頭立てだから1頭交わせばいい。

◆レースの見解
 昨年のこのレースの勝ち馬グリム対、世界を経験したデルマルーヴルの構図。前者はレコードで勝っている馬場というのがアドバンテージだが、今年は今年で軽量52キロの後者が差し切る比重を大きくしてみたい。以下も中央馬でリアンヴェリテテルペリオンノーヴァレンダの順。地方馬では佐賀グレイトパール、金沢ティモシーブルーだが、掲示板があればか。

◎デルマルーヴル
〇グリム
▲リアンヴェリテ
△テルペリオン
×ノーヴァレンダ

おすすめ買い目

馬単 4→10 10→4 4→5 10→5 4→8 10→8 4→6 10→6

 

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