おすすめ注目レース

2019年10月25日   第3回 兵庫ゴールドカップ重賞2 3歳以上登録馬サラ系3歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   秋の快速馬決定戦
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優"

sonoda02.jpg 金曜日のメインレースは重賞の第3回兵庫ゴールドカップ。先月に行われた園田チャレンジカップの上位馬がこぞって出走して再戦の様相。ただ、今回は他路線から来た馬を中心視する。本命はタガノカピート。6月の園田FCスプリントで初重賞制覇を決めた。その後の2戦は惨敗してしまったが、最終追い切りでは活気のある動きで状態は良さそう。内枠に入ってスンナリ前に付けることができそうで一発必至。相手候補は叩き2走目で前進可能のナチュラリーと重賞連勝中のエイシンエンジョイの2頭。他には堅実に差してくるイルティモーネや重賞で接戦を演じたゴールドスーク、軽い馬場では侮れないタガノラガッツォがその後に続く。

 タガノカピートは今年の6月に行われた園田FCスプリントでは好スタートから先手を奪うとそのまま押し切って重賞初制覇。その後は船橋の習志野きらっとスプリントに参戦したが、全国の快速馬のなかでスピード負けしてしまった。前走の秋桜賞では出負け気味のスタートから2番手に取り付いたが、結果的には上位2頭が差し馬で決まるほどの速いペースになってしまい厳しい競馬だった。この中間は順調で最終追い切りでは水の浮く様な不良馬場ではあったが最後まで活気のある動きで時計も上々だった。今回は内枠に入ったのでスンナリ番手につけることができそう。渋った馬場も歓迎材料だし、スンナリなら勝ち負け可能。

 ナチュラリーは昨年のこのレースの覇者。前走の園田チャレンジカップは久々の一戦だったし、スンナリ先手を取ったものの勝ち馬に終始マークをされる展開で厳しかった。それでも最後までしぶとく踏ん張っていた点は評価できる内容。一度叩いた事で雰囲気は良くなってきているし、追い切りでは軽快な動きを披露。枠順が少し外すぎる感も否めないが、スタートセンスは抜群なので上手く先手を奪う事ができそう。前走以上の粘りを発揮できれば連覇も十分有り得るだろう。

 エイシンエンジョイは現在重賞連勝中。2走前の笠松のサマーカップでは先手を奪うと他馬を寄せ付けず4馬身差で圧勝。前走の園田チャレンジカップでは番手に付けると直線での激しい叩き合いを制し重賞連勝。兵庫に転入後6戦して5勝2着1回とまだ底を見せていない点も魅力。逃げ一辺倒ではなく番手からでも競馬ができる器用さがあるのでスムーズに捌ければ重賞3連勝も十分に可能だろう。

 イルティモーネの前走は58キロを背負いながら2着に追い込んできた内容は良かった。2走前の園田チャレンジカップでは先行馬が有利の馬場や展開だったので少し厳しかった。今回は相性の良い田中学騎手とのコンビというのも心強い。この馬の差し脚が活きる流れになれば一気に浮上してくるので注意が必要。

 ゴールドスークは園田チャレンジカップで3着。その時は終始内をうまく立ち回り、直線でもしぶとい伸びを見せていた。その時は少し間隔が開いていたし、その後ももう一走使っていたほど順調に走れている。2走前の重賞上位馬との再戦になるが、能力的には遜色はないし、立ち回りひとつで逆転も十分にあるだろう。

 タガノラガッツォの前走はスタートで行き脚が付かず後方からの競馬になってしまった。先行馬が有利な展開だったので道中も厳しい感じだったが、そこから3着に追い込んできたのは力のある証拠だろう。今回は初めての重賞挑戦で相手も強くなるが素質的にはここでも通用しそうなので一発あってもおかしくない。

おすすめ買い目

馬単 2→11 11→2 2→4 4→2 2→3 2→9 2→8

 

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