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　青雲賞の勝ちっぷりが良かったコマサンダイヤに注目。前走２着も、走破時計は優秀だったし、好内容。増量にも不安なく、首位期待。安定した走りを続けるキタノボブサップも好勝負可能。厳しい条件となるキョウエイリュウだが、力を考えれば克服しても不思議はない。ハナを取り切れればゴールデンペガサスの前残りも狙える。

　コマサンダイヤは牡馬限定の特別戦となった前々走の青雲賞を好タイムで快勝。自己条件に戻った前走は２着に敗れたとはいえ、速いペースを追いかけて行き、障害ひと腰。降りてからも最後まで脚を伸ばしていた。走破時計も優秀で好内容。地力強化が目立つ今なら重賞となるここでも互角にやれる。体調の方も上昇しており、チャンス十分。

　キタノボブサップは端コースだったこともあり、前走は無理せず息を入れて行き、障害に重点を置いた走り。ひと腰でまとめており、結果５着もレースぶりは悪くなかった。斤量は増加されるが、障害に関して不安はないし、克服可能。終いは確実に脚を使える馬。持ち味を生かせれば首位争いに加われる。

　キョウエイリュウはここまで７戦７勝と負け知らずでこの世代の大将格だが、今回は取消明けの一戦でハンデを背負う厳しい立場。ただ、能力は高く、地力で克服する可能性は十分にある。

　ゴールデンペガサスは前走のように自分のペースで先行できれば直線で止まることなく、終いの踏ん張りが利く。障害巧者で増量には対応可能。あとは強力な同型がいるだけに、捌けるかがカギ。ハナを取り切れば前残りも。