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2019年10月10日   第22回 エーデルワイス賞 (門別競馬)  

門別競馬   第11レース   プリモジョーカーが今年の2歳女王に輝く
ケイバブック 對馬 大樹

【中央所属馬の評価】
 ウィーンソナタは新馬勝ちした素質馬だが、勝ち時計が平凡。重賞で同型も揃った今回はどうだろう。

 キラットダイヤは3戦目で初勝利を挙げたが、今回は距離延長に加え、多頭数。揉まれる競馬だと心配。

 デビルスダンサーの持ち時計はJRA勢の中で一番速い。先行力も道営勢にヒケを取っていないし、鞍上は先週重賞初勝利を飾った藤田菜七子騎手。勢いに注目。

 ニシノミンクスの新馬戦、出遅れながらも首差2着は力のある証拠だ。2戦目で順当勝ち。追ってからも味があるし、直線の長い門別は向きそう。上位圏内。

【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】
 プリモジョーカーはリリーC勝ちを含め、門別では3戦3勝と負け知らず。NRAグランプリ2018で最優秀2歳牡馬に輝いたイグナシオドーロの妹。ここでも有力。

 アザワクも門別では3戦3勝。1000メートルで出遅れる致命的な不利も最後差し切った前走は並みの馬ではできぬ芸当。間違いなく重賞級の器。V候補の一頭。

 グローリアスレゴンはリリーCの2着に続き、フローラルCでも3着と健闘。牝馬同士のレースなら力上位は明らか。適距離の1200なら引き続き好勝負に。

 レインズパワーは新馬戦を勝ち、2戦目で重賞に挑戦して2着。前走のオープンで2勝目。能力はここに入っても上位レベルだ。初めての1200でも目が離せない。

 クモキリが新馬戦でマークした1分0秒4は、今年の2歳1000メートルでの一番時計。スピードはここでも上位だし。牝馬戦の今回なら粘り込み警戒。

 コーラルツッキーは新馬、オープン、重賞を勝っている3勝馬。実績面ではプリモジョーカーに負けていない。前走はスタートで後手。スタート五分なら巻き返す。

 スマイルエルフはこの距離で2勝を挙げているが、オープンでは2戦連続着外。一線級相手では厳しい。

 マナモクプニは芝のすずらん賞で1200は経験済みだが、前走の内容に不満。重賞の今回は評価ダウン。

 ミリミリは栄冠賞、リリーCで5着。1200でアタックを勝っているようにこの距離は向く。穴で一考。

 ミホスローロリスの前走は内回りで距離も長かった。リリーC(4着)と同じ1200なら入着以上も可能。

 ミナトノヨーコは大外枠だが、リリーCで3着に来たように力は足りる。今回は立ち回りがすべて。

【解説者の予想】
 2019年度の2歳女王を決める一戦。JRAから4頭、地元北海道から11頭が出走。15頭で争われる。本命は地元のプリモジョーカー。今回と同じ距離のリリーカップ優勝を含め、門別では3戦3勝。1分12秒5の持ち時計も優秀だし、ダートグレード競走でもこの相手ならV最有力だ。相手はこちらも門別では3戦無敗のアザワクを狙いたい。3勝すべて1000メートルだが、スピードは今年デビューの2歳の中でもトップレベル。今なら1200メートルでも好勝負に。重賞で2、3着と好走しているグローリアスレゴンも牝馬同士なら力上位の存在。ここでも、一角崩し、いやそれ以上のシーンも。3戦オール連対とまだ底が割れていないレインズパワー、フルールカップの勝ち馬コーラルツッキーも侮り禁物。JRA勢ではセンス溢れる走りで勝利を挙げたデビルスダンサーに期待。

おすすめ買い目

馬単 4→8 8→4 4→6 6→4 4→13 13→4 4→14 4→1

 

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