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2019年10月 9日   三番叟特別C11 (ロ)サラ系一般 定量 (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   計算しやすいのはサイレントウイナー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu13.jpg サイレントウイナーヴァザーリの首位争い。8月28日戦で3馬身先着、この条件ですでに結果を残している前者からが無難な狙いだが、その後の上積みを考えると後者の逆転も十分可能とみたほうがいいだろう。次位はホジェリアアスールスイセイオリュウの8枠2頭。あとはキリンノツバサがどこまで変わるかに。

 サイレントウイナーは持ち時計はあったが、一転した速い流れに手こずったか。今度は引き続きの1400mだし、2走前の鞍上に戻れば。「テン乗りの騎手競走でも見せ場は作れていたし、馬の状態はいいと思う。この馬を知っている鞍上も確保できたし、あらためて期待」。

 ヴァザーリはそういう相手だったとはいえ前走の勝ちっぷりがよかった。復調成ったとなればこのメンバーでも勝ち負けが期待できる。「夏負け気味だったので涼しくなってきたのはいいですね。一戦ごとに内容が良くなっていますし、この辺りの条件ならクリアできそうです」。

 ホジェリアアスールは800mの勝ち上がりだが、こういう距離の方が競馬しやすいのは間違いない。流れが向けば面白いところがあっても。「クセ馬だし、体調面も考慮してジョッキー競走は回避したまで。距離が延びた方が競馬はしやすいし、うまく流れに乗れればだね」。

 スイセイオリュウは特別ともなると簡単ではなかったようだが、騎手競走でもあった。2走前の鞍上に手が戻ればいま少し。「前走は馬ごみに突っ込んで折り合いを欠いたし、全く競馬をしていない。追って甘い面はあるが、手替わりなら見直せるのでは」。

 キリンノツバサはブランク明けの前走は仕方ない。賞金控除で少し下がった形だが、特別でそこそこのメンバーでもあり、取捨に迷う。「ひと叩きの効果を期待したいが、思ったほど上向いていない感じ。復帰戦もいいとこがなかったし、半信半疑の面はあるね」。

おすすめ買い目

馬単 8→4 4→8 8→9 4→9 8→10 4→10 8→6 4→6

 

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