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2019年8月29日   第16回 リリーカップ (門別競馬)  

門別競馬   第12レース   良血エンジェルパイロが重賞初制覇へ
対馬 大樹

【結論】
 今年のホッカイドウ競馬デビューの2歳牝馬は例年以上にハイレベルで、この先、全国区で活躍が期待できるメンバーが今回顔を揃えた。本命はエンジェルパイロ。重賞ホースを母に持つ良血で、1200メートルの持ち時計1分13秒1はメンバー最速。当日は雨予報で馬場状態は不良~重の見込み。時計勝負は避けられないし、ここは自慢のスピードで重賞初制覇を決める。強敵は栄冠賞で牡馬を一蹴して優勝したバブルガムダンサー。前走の函館2歳Sは初芝に戸惑った感じだが、ダートなら問題ないだろう。遠征の疲れもなく元気だし、栄冠賞と同じ舞台なら2度目の重賞勝ちも十分。フルールカップを勝ったコーラルツッキーも牝馬戦なら力上位で通る。今回は1ハロン延長されたが、今のデキなら好勝負に。門別では2戦2勝と負け知らずのプリモジョーカーも軽視禁物。グローリアスレゴンテーオーブルベリーも1200メートル戦で1分13秒台の持ち時計があり注意が必要。

【詳細解説】
 (12)エンジェルパイロは栄冠賞で0秒4差4着。続くオープン特別は1分13秒1で圧勝。同日のA3下特別の勝ち時計(1分13秒5)を上回る好時計だった。2度目の1200メートル戦で栄冠賞の時よりもパワーアップした姿を披露。更に上積み見込める今回、重賞初制覇のチャンス。

 (9)バブルガムダンサーの前走は芝の函館2歳Sで結果15着。しかし、初芝に戸惑っていたようだし、初めての輸送も影響したのか、大幅な馬体減でレース前からイレ込みも見られた。キャリアの浅い2歳馬にとっては厳しい状況だったが、地元のダート戦なら違うはず。栄冠賞Vの舞台で改めて期待。

 (7)コーラルツッキーは、今年のフルールカップの覇者。今回は1200メートル戦だが、栄冠賞(1200メートル)で3着に来ているようにこの距離なら問題ないはず。ここに来ての成長ぶりにも目を見張るものがあるし、再度牝馬戦なら連続重賞制覇も可能。

 (4)プリモジョーカーはJRAの芝に挑戦した函館(9着)、札幌(9着)では結果を残せなかったが、遠征の疲れもなく、この中間も順調な調整ぶり。今回は地元戦。新馬→ウィナーズch競走1と2戦2勝と底を見せていない門別が舞台なら、首位争いは十分。

 (13)グローリアスレゴンは、1分14秒8で新馬勝ちを決めると、前走は1秒以上も時計を詰める1分13秒5の好時計でオープン特別3着。キャリア2戦でこの走り。今回も強敵が揃ったが、素質はここでも見劣らない。自慢のスピードで初タイトルを狙う。

 (3)テーオーブルベリーは前々走のウィナーズch競走3で1200メートルを経験しており、走破時計も1分13秒8。時計勝負でも通用することを証明。デキも安定しているし、再度重賞だが、雨が降って馬場渋化になれば出番があっていい。

おすすめ買い目

馬単 12→9 9→12 12→7 7→12 12→4 4→12 12→13 12→3

 

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