おすすめ注目レース

2019年8月16日   第51回 摂津盃重賞1 3歳以上登録馬サラ系3歳以上 ハンデ (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   万全の仕上げと負けなし距離でメイショウオオゼキが悲願の重賞Vを掴む!
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中村 龍海"

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ハンデ重賞というだけでも予想を悩ませるが、加えて当日は道悪濃厚、有力馬も様々な路線からの出走と難解極まる一戦。要素をひとつひとつ吟味していくと、過去の傾向からハンデに関してはトップハンデ馬の相性が良く、重斤量はそこまで気にしなくていい。道悪馬場に関しては元々摂津盃のレース質が逃げ先行有利に働くため、道悪要素を含めば先行できる馬は更に狙いやすくなる。この点を踏まえると浮上するのはメイショウオオゼキヒダルマ。特に評価を上げたいのは前走以上の仕上げで臨むオオゼキ。3~4走前には強敵に僅差まで迫った実力馬、抜群の相性を誇る距離で待望の重賞タイトルを掴む。対するヒダルマも園田11戦無敗の猛者。持ち時計や巧みなレースセンスからも一気の相手強化に怯むことは考えづらい。同じく勢いで注意したいのはマコトタリスマン。前走の勝ち振り通りならこのメンバーでも十分通用する。以下は堅実キクノステラ、斤量減と先行力魅力のエイシンミコノスミッレミリア

メイショウオオゼキ…着順自体は徐々に尻下がりだが、2走前は終始有力馬にマークされ、前走は断然前有利の馬場で道中身動きが取れずと敗因は明確。3~4走前には重賞で強敵相手にタイム差なしまで迫ったほどの実力馬。乗り込みを強化した上に3戦3勝の距離に変わるとなればトップハンデでもV最有力。

ヒダルマ…底なしの馬が重賞舞台で跳ね返されるケースは珍しくないだけに絶対的な過信は禁物だが、本馬に関しては連勝11という圧倒的な記録、そして相手レベルが上がってなお後続との着差を拡げるレース振りを見ると、この舞台でも即通用して不思議ないポテンシャルは十分に秘めている。距離延長も中央実績や折り合い面から不安無。

マコトタリスマン…息がかなり上がっていたレース後の姿から夏場は得意でない印象だが、それでいながら前走は2着以下を2秒以上千切り破格の勝ち時計をマーク。折り合いや集中力の持続に課題があるだけにアテにしづらいタイプではあるものの、前走の如くストレートに力を出せればこのメンバーでも十分上位争いになる。

キクノステラ…前走の笠松サマーカップは3着に甘んじたものの、差し馬にとって厳しい不良馬場だったことを思えばむしろよく追い上げている。JRA勢相手のグレード競走でも善戦しているようにどんな状況下でも確実に寄せる堅実型。距離変わり、再度道悪濃厚といえど大きく評価を下げる必要はない。

エイシンミコノス…春頃と比べると勢いが無くなりつつあるが、近5走のうち背58キロが4度と低迷の主な原因は斤量面だったと判断できる。昨年の摂津盃では今回と同斤量55キロで3着に好走。一気に負担が軽くなった今回は本来の先行策から昨年の再現があっていい。

ミッレミリア…絶好調時と比べるとレースパフォーマンスや追い切り内容が物足りないことは事実。ただ不良馬場だった2走前ではテンの行き振りがまったく違ったように、不良の高速馬場は大得意としている馬。道悪+軽斤量で先行策を打てれば一角崩しまで見込める。

おすすめ買い目

馬単 2→4 4→2 2→11 11→2 2→12 2→10 2→8 4→11 11→4 4→12

 

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