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2019年8月15日   第31回 ブリーダーズゴールドカップ (門別競馬)  

門別競馬   第11レース   プリンシアコメータが今年の北のダート女王へ
對馬 大樹

monbetu02.jpg【中央所属馬の評価】
 アンデスクイーンは昨年のJBCレディスクラシックで5着。その後はオープン特別で牡馬と互角に渡り合っているし、更に力をつけた今ならこのメンバーに入っても見劣りはしない。重賞初制覇のチャンス。

 クイーンマンボは今年で3度目の挑戦。一昨年2着、昨年3着とあと一歩のところで勝利を逃したが、門別コースを2度経験しているのは大きな強み。実力はJRA勢の中では一、二。今年こそVを掴むか。

 ビスカリアは今年のTCK女王盃の勝ち馬。エンブレス杯は3着も7歳世代の中でのダート女王は間違いない。今回はTCK女王盃と同じく森騎手とのコンビ。ここへ向けて調整も十分だし、好勝負を期待。

 プリンシアコメータは昨年の2着馬。JBCレディスクラシックとクイーン賞は不発に終わったが、前々走のエンプレス杯で復活V。牝馬のダートグレード競走で2勝を挙げている実力馬。ここは中心。

 ラインカリーナは今年の関東オークスを逃げ切りで重賞初制覇。3歳ダート女王の栄冠を手に入れた。古馬とは初対戦になるが、先行力はここでも通用していい。2000メートルも問題なし。上位の一角へ。

【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】
 アルティマウェポンは昨シーズン牝馬の交流重賞に挑戦してプリンシアコメータ、ビスカリアらと互角に渡り合った。このメンバー相手なら大きな差はない。地元の利を生かして、JRA勢の一角を崩すか。

 クオリティスタートはヒダカソウカップで重賞初制覇。ノースクイーンカップでも3着と善戦。重賞でも上位を争う力をつけているが、今度はJRAの世代トップ牝馬が相手。どこまで食い下がれるか。

 ソーディスイズラヴは札幌競馬を使って、今回はダートグレード競走。ローテーションも厳しく、今季の成績を見ても、上位争いは難しいところ。

 ザワールドは前走地元のA3下条件でしんがり負け。牡馬相手とはいえ、内容は完敗だった。牝馬戦でも重賞のここでは力不足は否めない。

 ジュンアイノキミは一昨年のこのレースで5着入線を果たしたが、今年はその時よりも相手が強い。渋太い差し脚が武器だが、上位進出には展開の助けが必要。

【解説者の予想】
 過去5年を振り返ってもJRAが上位を独占。今年のメンバーを見てもJRA優勢は変わらないだろう。本命はプリンシアコメータ。昨年のこのレースの2着馬で、今年は2月のエンプレス杯を優勝。牝馬戦なら力は一枚上だ。ここへ向けて調整も万全。ブリーダーズゴールドカップ初制覇へ。クイーンマンボの近走は物足りない内容だが、稽古の動きは決して悪くない。一昨年2着、昨年3着とこのレースとは好相性。門別2000メートルの適性も高く、今年も目が離せない。芝の前走は力を出し切れなかったビスカリアもダートなら違う。今年のTCK女王盃の勝ち馬だし巻き返しは十分。オープン特別で牡馬に揉まれて力をつけてきたアンデスクイーン、関東オークスを制して3歳牝馬の頂点に立ったラインカリーナも侮れない。地元勢ではアルティマウェポンに期待。

おすすめ買い目

馬単 6→3 3→6 6→9 9→6 6→11 11→6 6→2 6→4

 

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