Odds Park 競馬

水曜日の注目レースはＡ１Ａ２混合戦。７頭立てと寂しい頭数になってしまったが、注目はなんと言っても現在10連勝中のリプレイス。前走でも磐石の競馬で余裕の勝利だった。まだＡ２格付けなので斤量が前走よりも軽くなる点も魅力。11連勝は濃厚だろう。相手候補は前走は躓きながら２着と内容は良かったショージョーダとメンバー唯一のＡ１角付けのカリテスグレース、上位馬とは少し力の差はあるが、安定感が出てきたクールファンタジーが続く。

リプレイスは2016年のＪＲＡ新馬戦で11着。その後、兵庫に転入し復帰戦が１年３ヵ月後の2018年３月。そこから負け無しの10連勝。10勝のうち７勝が逃げ切りだが、番手や好位からでも勝ち切っているので脚質に自在性がある。特に強い競馬だったのが２走前。約７ヶ月半振りの久々の競馬でしかもスタートで出遅れてしまい道中は中団からやや後方追走。その日は先行馬有利の馬場だったので万事休すと思われたが、２コーナーあたりから一気に進出を開始すると３コーナーでは先頭。そこからは後続馬をグングン突き放し６馬身差の圧勝だった。前走は昇級戦で相手が強くなったが好スタートからハナに立つと直線で軽く気合いをつける程度で最後までほぼ馬なりでの勝利だった。他陣営もこの馬との対戦を避け、本来使い予定のレースが頭数が揃わず不成立になったし、今回も７頭と少頭数になってしまうほど。今回も余程の事が無い限り連勝を伸ばす事ができるだろう。

ショージョーダは今回がＪＲＡから転入３戦目。前走はスタートで躓いてしまいリズムを崩しかけたが、そこから立て直し勝負所から進出すると最後までシッカリと伸びて２着と上々の内容だった。二の脚は速い馬なので発馬をシッカリ決める事ができれば番手から好勝負が可能だろう。

カリテスグレースは今回のメンバーで唯一のオープン格付けの馬。前走のサマークイーン賞では大外枠が響き、良い位置を取る事ができなかった。３走前には今回の距離で勝っているし、現状は1400ｍ戦の方がレースがしやすい印象。最内枠を活かして前に付けることができれば良い勝負ができるだろう。

クールファンタジーは２走連続４着と安定感が出てきた。好位から競馬ができている点も評価できる。ただ、２走前にはカリテスグレース、前走はリプレイスに完敗しているので押さえまでが妥当だろう。