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2019年8月14日   第19回 サマーチャンピオンJpnIII オープンサラ系3歳以上 ハンデ (佐賀競馬)  

佐賀競馬   第9レース   ベストの距離でスマートレイチェルが初戴冠
對馬 大樹

saga01.jpg【中央所属馬の評価】
 スマートレイチェルは全5勝中、今回と同じダート1400メートルの舞台で3勝をマーク。この距離は得意。重賞初挑戦でも、このメンバー相手ならスピード上位。絶好の1番枠を生かして逃げ切りを狙う。

 ヒザクリゲは目下3連勝と勢いは十分。1400メートルは初めてだが、小回りの佐賀コースなら問題ないだろう。自在性があり、2番枠なら好位で流れに乗れそう。直線、自慢の決め手で抜け出しを図る。

 ナンチンノンは近走の内容は物足りないが、ここへ向けてしっかり乗り込んできたし、仕上がりは決して悪くない。JRA勢の中ではオープン特別2勝は同馬だけ。実績は一番だし、この相手なら一発警戒。

 シャインヴィットゥはオープンでの2戦は2桁着順に終わったが、3走前の勝利内容は重賞でも通用するレベル。今回は強敵不在だし、この相手ならスピード面で見劣らないはず。巻き返しは十分。

 グランドボヌールは未勝利戦以来のダート戦になるが、その時は距離(1800)が長かった印象。ベストは1200~1400だし、前走の中京記念で5着に入り、再び上昇ムード。ここなら一角崩し以上も。

【他地区所属馬の評価】
 コスモマイギフトは前走のマーキューリーカップで14着完敗。距離が1400メートルに短縮されても、このメンバー相手では力不足は否めない。

 ナラは7月のJRA中京開催で1勝クラスに挑戦して、勝ち馬から5秒以上離されての負けでは。交流重賞の今回は苦戦は免れない。

【佐賀所属馬の評価】
 ハクユウスターダムは前哨戦で2着と地元勢の中では上位の存在。1400メートルでの成績も安定しているが、今回は相手が強過ぎる。恵まれても入着が一杯。

 マサヤは前走3着。もう少し走って欲しかったが、この距離で大崩れがない点は評価できる。だがJRA相手の今回は力量的にも厳しい戦いになりそう。

 ロードリベラルは1400メートル戦に矛先を向けてから連続入着と頑張っているが、今回は相手が悪過ぎる。デキの良さでどこまで食い下がれるか。

 オウノミチは今年8歳。近走の成績を見ても、全盛時に比べるともうひとつピリッとしない。中間も変わった様子はないし、一変までは疑問。

【解説者の予想】
 JRAから5頭、笠松から2頭、地元佐賀から4頭が参戦。11頭で行われるが、地方勢では抜けた存在が見当たらず、今年はJRA勢が優勢か。スマートレイチェルは全5勝中、ダート1400メートルで3勝と距離はベスト。この相手ならスピードも一枚上だし、絶好枠から一気の逃げ切りを図る。強敵は3連勝中のヒザクリゲ。まだ10戦のキャリアで伸びしろは十分。軌道に乗った今なら4連勝で重賞初制覇も。シャインヴィットゥもここへ向けて立て直された。3走前だけ走ればチャンスはある。実績上位のナンチンノン、久々のダートだが適距離ならグランドボヌールも侮れない。

おすすめ買い目

馬単 1→2 2→1 1→9 1→6 1→10

 

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