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2019年8月12日   のぼり鮎特別B1サラ系一般 定量 (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   距離・鞍上魅力 ハーリーバーリー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu02.jpg 1600mは(4212)で走りがひと味違うハーリーバーリー。前走こそ平場で4着止まりだったが、今回は手替わりでテコ入れを図ってきた。注目しないわけにはいかないだろう。1戦1勝ワイルドダンサーは中央3勝馬だけにまだ追う手。パキラパワーは落馬中止の影響がないというのなら。リノサンスは前走が妙に強かった。マルヨアキトの浮上が穴。ディーエスノーブルは3着の押さえに。

 ハーリーバーリーは馬券こそ外してしまったが、やはり1600mの方が走りのいい馬だ。1組でもこの組み合わせならあらためて。「大型馬には調整の難しい時季で上乗せは期待できませんが、前走も大差ない競馬。抜けたのもいないし、鞍上がうまく導いてくれるのでは」。

 ワイルドダンサーは行けなかったが、道中は前に馬を置いて追走。落馬事故とは関係なく、外を回して強い競馬をした。あれならここでも。「初戦から結果を出せたように力は確か。距離は向くだろうし、笠松の馬場も合いそうなタイプ。メンバー的にも間に合っていいと思うよ」。

 パキラパワーは2走前にはイメージ一新の9馬身差快勝。落馬の影響が気にならなくはないが、時計が極端に速くならなければ。「落馬のダメージを考慮してひと息入れただけだし、仕上がりとしては悪くないよ。うまく末脚を引き出せるようならだね」。

 リノサンスは久々にこの馬らしいしぶとさとレース巧者ぶりを発揮。きっかけさえつかめばといったところはある。1組でもこの相手なら。「乗り込みを強化して臨んだ結果が前走。展開にも恵まれたが、きっかけはつかんでくれたかな。前に行ってスムーズなレースができれば」。

 マルヨアキトはA級でもほぼ掲示板を外さなかった馬が6、6着。体調は悪くなさそうだけに不満だが、勝ち馬の少ない今回ならとは思う。「久しく結果は出ていないが、前走も時計的にはまとめているし、悪くはないよ。この枠なら流れに乗って行けそうだし、あわよくば」。

 ディーエスノーブルは4着続きがもどかしいが、常にそこそこには来ているわけで。馬場が少し味方してくれればもうひと押しあっていい。「前走もそれなりの脚は使えていたけど、あまりにも他力本願。まあ体調は問題ないので、バテない面をこの距離で生かせれば」。

おすすめ買い目

馬単 3→8 8→3 3→4 4→3 3→5 5→3 3→7 7→3 3→9

 

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