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2019年7月 5日   蝉時雨特別A2サラ系一般 定量 (笠松競馬)  

笠松競馬   第12レース   主役不在 波乱含みの一戦
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu14.jpg 転入初戦モリデンルンバ陣営に力が入っている。シャドウチェイサーはここでもヒケを取らない実績の持ち主。エビスリアンも見限れないし、デジタルフラッシュは手替わりが不気味。マラカイトスターも思わぬ力を発揮するタイプであるし、印の回らなかった面々もノーチャンスではない。ここで本命視するラミアカーサは兵庫のオープンでそこそこだった。転入2走目で相手が緩和、斤量的にも恵まれている。配当的に来たら美味!?

 ラミアカーサは兵庫のA1で馬券あり。それからすると前走は物足りない部類? でも一応ついて行ったし上積みもそれなりにあるはず。「勝ち味薄だが、園田のオープンでそこそこの競馬をしていた馬。当地も2走目だし、条件的に少なくとも前走よりは動けそうだよ」。

 モリデンルンバは2歳時から道営南関の認定、重賞戦線で活躍。その後も休み休みだがオープン下で善戦歴。攻めの動きは少し気になるが。「1開催スライドしたぶん乗り込めたし、いい状態で出せるのは何よりだね。いずれは大きいところをと期待している馬だし、すっきり勝って次につなげていきたい」。

 シャドウチェイサーは攻め駆けする馬とはいえ今回も抜群の動き。転入後3走の相手となった面々はなかなかで、決して格下ではない。「攻めの動きからすると状態は前走以上。時計の比較でも遜色ないが、一気の条件強化でどうだろう。力試しのレースになりそうだね」。

 エビスリアンは東海クラウン、交流戦でもという素材のはずだが…。伸び悩みの現状。3走前に勝利へ導いた鞍上だが、顔ぶれが全然違う。ただ、出来自体は悪くなさそうなだけに、見限りもしづらく。「前走はすんなり運べたけど、伸びが見られなかった。本当に良かったころからするとまだ物足りないよ。展開次第といったところでは」。

 デジタルフラッシュは馬場が向かないこともあるが、思ったほど走れていないのも事実。とはいえ転入当初のマクりが忘れられないだけに。「展開さえかみ合えばどこかでやってくれそうなんですが、何かと注文の多い馬。手替わりで新味が出ればでしょうか。次走の盛岡戦につなげたいですね」。

 マラカイトスターは再昇級後の3勝はいずれも強い勝ちっぷり。ツボにハマればということか。2組といってもこの顔ぶれなら侮れない? 「これからの季節が稼働期で、冬場とは歩様の柔らかさが違う。ジワッと乗りたいから外めの枠もいいし、ここでの力関係だけだね」。

おすすめ買い目

馬単 1→2 2→1 1→6 6→1 2→6 6→2 1→4 1→5 1→10 2→4

 

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