Odds Park 競馬

本命はリプレイス。昨年１０月以来だった前走はスタート出遅れ。さらにはその発馬をカバーしようと１コーナーから早めに押し上げていくという少々無茶な競馬だったが、それでも終わってみれば2着馬に０秒９差を付ける楽勝内容。その勝ち振りからも昇級面の不安は感じられないし、なにより久々を叩いた分でも上積みが今回相当見込める。兵庫籍無敗の１０連勝へ期待大だ。対抗ステップシュートは前走初１７００ｍに戸惑った印象。現級で既にハイレベルの勝負を経験している同馬、上記馬の勢いを止めるとするならこの馬か。キータイプ、キザシは末脚勝負で逆転狙うも、あくまで前半から流れる展開が浮上の条件に。ならば転入初戦メイショウタイシの自力に賭けてみてもいいかもしれない。

リプレイス…５月２１日の能検では全体的に動きが重たく映っていたが、蓋を開けてみれば楽勝の内容。能検にも跨がっていた鞍上の川原Jもレース後「正直今回は休み明けで厳しいと思っていたんだけどね。想像していた以上に能力が高そうだし、次も大丈夫じゃないかな」と談。今回の最終追い切りも前回から時計短縮と良化も明らか。昇級も難なく突破しそうだ。

ステップシュート…前走は１コーナーでムチが入れられるほど終始フワ付いた動きに。ゲート入り前からいつも以上にウルサくなっていた点などからも初距離に戸惑っていたように感じられた。その点、今回は２走前好時計で勝利を収めた１４００ｍ戦。即反撃あっても。

キータイプ…前走は展開面に恵まれたところもあったが、近走好走は道中イン回りの競馬に限られていたことを思えば、中団外から早めに押し上げていく競馬での勝利には価値も十分。淀みない展開なら再び浮上の目もありそう。

キザシ…気ムラで当てにもしづらいタイプなのだが、近５戦で見ると前傾ラップのレースでは常に勝ち馬から１秒以内の内容。人気勢が早めから動いて行きそうな今回なら出番も。

メイショウタイシ…３歳時にJRAダートで2勝。近走の崩れは気になるところだが、中間追い切りは馬なりながら好時計を記録。仕上がり面から押さえは必要に感じる。