Odds Park 競馬

【結論】
　今季緒戦のコスモバルク記念で９馬身差の圧勝。ひと冬越して更にパワーアップしている昨年の年度代表馬(３歳以上)スーパーステションに逆らう手はないだろう。門別2000メートルでは３戦３勝と負け知らずだし、今回も期待に応える。これまでの戦歴と距離経験を重視してドラゴンエアルが当面の相手だが、門別2000メートルで重賞勝ちがあるステージインパクトも一戦毎に調子を上げているだけに要注意。重賞でも通用するだけの力をつけているモズオトコマエ、格下でも開幕から２連勝と勢いに乗るエスシーレオーネも侮れない。

【詳細解説】
　スーパーステションの前走は２番手からの競馬になったが、スムーズに折り合っていたし、逃げたサトノプリンシパルを３～４角で馬なりで捉えると、直線へ向いて更に加速。横綱相撲で２着に９馬身差をつける圧勝。とにかく強かった。門別2000メートル戦は、昨年のこのレース、旭岳賞、道営記念と３戦全勝。持ち時計２分５秒３も他を圧倒しており、不安材料は見当たらない。ここも地力の違いで圧倒する。

　ドラゴンエアルはコスモバルク記念でスーパーステションには完敗だったが、最後の直線で渋太さを見せて３着入線。底力で上位を確保した。門別2000メートルで勝利はないが、これまで５回走って２着３回、３着２回とすべて馬券圏内に入っている。スタミナも豊富だし、前走の２着馬不在なら、スーパーステションの相手はこの馬だろう。

　ステージインパクトは休み明けを２度叩かれ確実に上昇中。一昨年の道営記念馬でもあり、距離が2000メートルになっても心配はない。コスモバルク記念でドラゴンエアルとは０秒１差。スーパーステションを逆転するまでは厳しいが、２着争いならチャンスあり。

　モズオトコマエは昨年金沢に遠征して地方交流重賞を優勝したが、それがフロックでなかったことを今季緒戦の勝利でハッキリと証明。昨年の星雲賞で２着に来ているし、ここでも上位争い十分。

　エスシーレオーネは条件特別を連勝して勢いに乗っている。今度は相手が違うが、デキの良さではここに入っても一、二。立ち回り次第では連対圏へ。