Odds Park 競馬

今回の本命はアイオブザタイガー。６月６日(木)の兵庫ダービーへ向けてひと叩きという陣営が多いなかで、同馬はこの中間気合の入った併せ馬調教。転入直後の走り振りから比べると近２走は物足りなさの残る内容、陣営もその雰囲気を察しているようで、今回ビッシリ仕上げたのもその表れのように感じる。同世代トップのジンギと接戦を演じていた同馬、本領発揮とさえなれば間違いなく巻き返せる。対抗はクリノライジン。前走JRA転入初戦の内容が実に鮮烈な勝ち振り。一気の相手強化、初ナイターなど今回も課題は多いが、陣営のお話では「今後重賞戦線でも楽しみな馬」と同馬への評価は非常に高い。逆転も視野に。前走の菊水賞で見どころある競馬をしていたベルリーフとオオエフォーチュンも押さえておきたい。

アイオブザタイガー…この中間は久々に併せ馬追い切りで気合注入。元々そこまで攻め馬で時計が出るタイプでは無いのだが、今回は馬なりで４ハロン５１秒台と抜群の動きを披露。近走所々で見られていた反応のズブさもこの気配なら解消となりそうだ。

クリノライジン…転入初戦の前走はスンナリ先手を奪い終始余裕の一人旅。当時は雨がだいぶ残る超高速馬場ではあったが、それを考慮しても勝ち時計１分２６秒５は３歳戦では破格時計。初ナイター競馬にイレ込みさえしなければ連勝可能。

ベルリーフ…前走は引っ掛かり癖を考慮し発馬から慎重に進めていく競馬だったが５着とマズマズの内容。今回は距離慣れ見込める同距離２走目、出して行かずとも前回よりも位置が取れそうなメンバー構成。前進できそうだ。

オオエフォーチュン…菊水賞は勝負どころでマクってきた馬に蓋される形となりスムーズに動けず４着。予定していたJRA遠征を急遽回避した点は気懸かりも、追い切りを見る限り特に仕上がりの問題はなさそう。