Odds Park 競馬

　勝ち切れないサダノワークスだが、障害はひと腰と安定感は抜群。特別条件で斤量が増加されるここなら持ち前の登坂力を生かして押し切りが狙える。決め脚上位で通るミノルシンザン、カクセンキングが相手も、前で流れに乗れそうなムサシブラザーの巻き返しも十分。

　サダノワークスは前走も障害をひと腰でまとめてトップ抜けとこの馬の走りはできていた。上位２頭とは決め手の差が出て結果は３着に敗れたが、上々のレースぶり。この中に入っても登坂力は上位。特別条件なら持ち味を発揮できる。終い踏ん張れば押し切り十分。

　ミノルシンザンは前走差し届かずの３着も、前々走から大幅に時計は詰めており、レースぶりは良化。斤量は増加されているが、昨年度終盤戦で苦労していた障害も今季２走で修正できたし、対応は可能。決め脚上位で通るし、復調した今ならチャンス十分。

　カクセンキングは特別条件で640キロと斤量が増加されているだけに、障害がポイントとなるが、腰の入りが安定している今なら克服しても不思議はない。ここでは力上位で通る馬。警戒が必要。

　ムサシブラザーは厳しい展開の前走でも崩れなかったのはデキのいい証拠。少頭数のここならスムーズな競馬が可能だし、持ち前の登坂力を生かせれば勝ち負けに加われる。