おすすめ注目レース

2019年5月 7日   第10回 A・G・I競走4歳以上 B級以下サラ系4歳以上 別定 (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   「A」(愛知)の2頭が火花を散らす
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu07.jpg 今年も金沢からの参戦はなかったが、20万アップされた1着賞金を名古屋の2頭が奪い合う。名古屋の直接対決で3馬身の差をつけ逃げ切ったのはグレートブレス。東海桜花賞にも格上挑戦を匂わせていた馬で、ここも陣営は強気だが、印的には前走で笠松コースを経験、しかも好時計で快勝したウインクレドのほうを上にした。笠松筆頭はサンマルタイトルだが、前走の5馬身差を見ると3番手の扱いが妥当か。シュールダンスファイトプラスはこれらが走らなかった場合に浮上。

 ウインクレドは軽い馬場が合うのか、笠松で快勝。時計も優秀だし、距離も1600mならこなせる範囲。もう一丁の期待をかけたくなる。「ここを目標にしていたわけではないのですが、笠松ローテになったので使うことにしました。強い追い切りはかけていませんが、普段から強めに乗っているので問題ないでしょう。1400mの方が適性は高いですが、メンバー次第だと思います」。

 グレートブレスは敗因は他にあるとのことだが、相手もそろっていたし、ハナうんぬんでもないとはいえここは行けそうな組み合わせである。距離も1600mまでなら。「連闘の疲れか前走はおや?という歩様だったし、凡走の要因はそれだろう。中間は全く問題ないし、しっかり乗り込んだよ。1400、1600mも関係ないし、ゲートさえ落ち着いてポンと出てくれれば、おそらく勝ち負けだと思う」。

 サンマルタイトルは決め手上位でここでもと思うが、当初より道中で動けなくなっているのは気掛かり。この距離の方が競馬はしやすいが。「前走は自己時計を更新しての結果だし、単に相手関係と馬場じゃないかな。ゆったりと運べる距離の方がいいし、あらためて」。

 シュールダンスは当地で初めて崩れたが、相手も結構そろっていたしまあそういうこともあろう。あれだけで評価は下げられない。「珍しく崩れてしまったけど、特異な馬場状態だったし、流れに乗り損ねただけだろう。うまく立ち回れば食い込む余地はあると思う」。

 ファイトプラスは追い込み一手で積極的には狙いづらいが、激しくなる可能性がなきにしもあらずのこういうレースでは不気味さがある。「前開催は差せない馬場だったし、頑張った方じゃないかな。ジワーッと乗りたいから外めの枠もいいし、うまく末脚を引き出せれば」。

おすすめ買い目

馬単 9→2 2→9 9→5 2→5 9→3 2→3 9→7 2→7

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬