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2019年5月 3日   第55回 兵庫大賞典重賞1 4歳以上登録馬サラ系4歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   全国レベルの速力武器にマイタイザン押し切る!
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋"

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今年最初の園田金曜ナイター競馬。メインを飾るのは兵庫古馬中距離路線上半期最高峰レース・兵庫大賞典。本命マイタイザンは兵庫生え抜きの6歳馬。前走の名古屋大賞典(JpnIII)は展開に恵まれたが、その流れを呼び込む要因となったのは持ち前のスタート勘の良さ。発馬から他のJRA勢を素早く抑え込んだ速力は全国レベルと言っても過言では無いだろう。今回は昨年から無敗記録を続けている地元重賞戦。負けられないところだろう。対抗エイシンニシパも年明けから非常に良い流れ。昨シーズンは重賞戦で2着5回と歯痒い結果となっていたが、今年に入ってから既に重賞2勝。昨年同競走3着のリベンジを狙う。ほかでは、常に重賞戦で僅差の競馬を続けているキクノソル、重賞2勝馬タガノゴールド。紅一点のエイシンミノアカも侮れない。

マイタイザン…昨年は6戦して5勝。唯一の敗戦は遠征競馬であり、地元に限れば5戦全勝のパーフェクトだった。今年に入ってもその充実振りは継続中で、2月には昨年敗れた名古屋の地で重賞勝利、続く前走の名古屋大賞典でも中央馬相手に大健闘の4着。昨年の兵庫年度代表馬、今年も主役の座は譲らない。

エイシンニシパ…昨年の重賞は9戦して1勝2着5回3着1回とあと一歩決め切れないレースばかりだったが、今年は1月の新春賞で勝利を挙げると、3月の佐賀・はがくれ大賞典では連覇達成。最近は追い切りでも楽に好時計を出せるようになっており、完全復調とみて良さそうだ。

キクノソル…最近の出遅れを見ると、元々のズルい気性が最近は強く出てしまっているようにも感じる。ただ、陣営もその点を考慮し、この中間は入念なゲート練習、乗り込み量を増やし気合注入。先月15日の能検での快走振りからも効果は出てきているように感じる。

タガノゴールド…前走は発馬良く好位インに取り付くことができていたが、基本的にはそれほど出脚が早いタイプではない。それ故に今回の外枠は気になるところだが、逆を返せば注文はその点だけ。素早く内にさえ潜り込めれば重賞連勝も見えてくる。

エイシンミノアカ…六甲盃は3着だが、4コーナーでは一度先頭に立つ見どころある内容だった。転入初戦は一瞬しか切れなかったが、ひと叩きされて末の伸び幅も広がった印象。今回は追い切りでも好時計マークとより一層上向いたように感じる。

おすすめ買い目

馬単 7→4 4→7 7→1 7→11 7→12

 

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