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2019年5月 2日   第20回 兵庫チャンピオンシップJpnII重賞 3歳登録馬サラ系3歳 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   クリソベリルが桁違いの素質で圧倒!
全国公営競馬専門紙協会

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【JRA所属馬の評価】
クリソベリルは阪神ダート1800メートル戦連勝で、そのいずれもが後続に7馬身差を付ける圧勝劇。しかも終始大外回りで大きな距離ロスがあった上、まだムチを使っていないことを思えば規格外のレース振りと言える。追われて尻尾を振るなど幼い面は残るが、本馬の絶対能力をもってすれば小回り対応への不安などアッサリ払拭してもおかしくない。

ヴァイトブリックは3戦すべて異なるレース運びで好走と、浅いキャリアながら既に非凡なレースセンスを見せている。地方小回りへの適応力が高そうな上、小細工なしの立ち回りで僅差2着だったヒヤシンスSの内容も非常に優秀。インパクトではクリソベリルに劣るが、本馬も当舞台で十分勝ち負けできる器。

ゴールドラグーンは初オープンの伏竜Sで着外に終わったが、2走前の500万下ではハイペースを押し切る好内容で勝利。前走は休み明けでもあっただけに、まだオープン級で頭打ちと見るのは早計だろう。何よりスンナリ先手を取れる先行力は当舞台では大きな魅力で、ペースや馬場次第では一角崩しも十分有り得る。

ダイシンインディーはやや安定性に欠くものの、2走前は他の先行勢が総崩れとなった中で逃げ粘ったように、揉まれずスムーズに運んだ際のパフォーマンスは優秀。その2走前の内容、時計から図ればここで通用してもまったく不思議はなく、砂を被らず気分良く運べれば好勝負まで持ち込めそう。

メスキータはこれまでの相手関係や勝ち時計比較では他の遠征馬より劣る印象も、ダート1800メートル戦でコンスタントに上がり37秒台をマークしているように末脚の威力はなかなかのもの。コーナーで置かれやすいため小回り対応がカギにはなるが、前が淀みなく引っ張る流れになればゴール前浮上も。

【兵庫所属馬の評価】
エナキョウは兵庫三冠レース初戦の菊水賞で3着。勝ち馬には完敗も、大きく出遅れたこと思えば兵庫トップ戦線で通用する力は示した。ただ今回は更なる相手強化となり、自身の中央成績から比較してもここでは劣勢。コース慣れのアドバンテージを見込んでも入着までか。

バンローズキングスは兵庫移籍後7戦5連対と堅実に活躍。ただ地元重賞は2戦使っていずれも着外に敗れているだけに、中央オープン馬が相手のここは更に厳しいレースを強いられそう。

ベストプレゼントはデビュー戦で快勝を収めるも、その後は伸び悩み気味。現状の内容では太刀打ちできず。

インペルフェットは昨年の兵庫ジュニアグランプリに出走しているが、結果は中央勢に大きく離されての9着。以降も大きな成長は窺えず、ここも苦戦は免れない。

クウミリマの勝ち鞍は兵庫3歳最下級戦の一つのみ。近走はCクラスでも着外が続いており、ここでの出番は望めない。

フィエールデエスは相手なりに動けるタイプ。とはいえそれも地元下級条件の話で、これだけ格上が揃ってしまっては…。

【他地区所属馬の評価】
ナラは以前こそ地方重賞で堅実な走りを見せていたが、最近は馬体細化もあり成績が尻すぼみ。トータル実績からしても今回の中央勢より劣る感は否めない。

【見解】
 まだオープン未経験と言えど、クリソベリルがこれまでに見せたレースパフォーマンスは間違いなく重賞レベル。血統背景からもこれからのダート戦線を担うであろう逸材で、ここは悠々突破の可能性大。ヴァイトブリックはメンバー中で唯一中央オープン好走歴がある上、浅いキャリアながら既にレースセンスの高さも示している。地方小回りへの対応力はこちらの方が上か。ゴールドラグーンダイシンインディーはいずれも2走前の勝ち振りが優秀。甲乙付け難いが、テンのスピードと折り合いのスムーズさで前者を上位に。メスキータは展開が紛れれば台頭可能。地方勢は例年よりも手薄と言わざるを得ず、出番は望み薄。

◎クリソベリル
○ヴァイトブリック
▲ゴールドラグーン
△ダイシンインディー
×メスキータ

おすすめ買い目

馬単 9→12 12→9 9→6 9→11 9→4

 

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