Odds Park 競馬

ハタノキセキの地力が一枚上。これまでの実績から背58キロも問題ない。伏兵の存在や本馬自体取りこぼすこともあるだけに単不動とは言えないが、中心視であることは間違いない。エイシンエンジョイは２走前の勝ち時計が同日Ａ１との換算比較でまったく見劣りせず。このメンバーでも同型をうまく捌けさえすれば。あとは主戦騎手に手綱が戻って反撃が見込めるタガノラガッツォ、叩き２走目のブレイヴコール。トウケイアローも連下争いなら。

ハタノキセキ･･･重賞では接戦するものの、どうしてもあとひと押しが足りない。ただ、平場ＯＰの成績だけに注目すると目下12戦連続③着以内。背58キロもこれまで①③②②着なので問題ないし、ここも好勝負必至。

エイシンエンジョイ･･･前回出走前までの好走実績がすべて稍重～不良の道悪馬場で挙げたもので、転入初戦の完勝も不良馬場だっただけに、良馬場の前走は正直半信半疑だったのだが、そんなことは杞憂に過ぎなかった。それに②～⑤着馬に差し馬が入線するほどの超ハイペースのなか、２番手から押し切りという内容も非常に素晴らしい。格上をなぎ倒す素質は十分秘めている。

タガノラガッツォ･･･連勝が「６」でストップしたものの、前走は２カ月ちょっと間隔が開いたことや、砂を被って怯んでしまったことが響いた模様。それでも前が開いてからは反応良く伸びて勝ち馬から０秒５差まで迫ったし、決して力負けではない。主戦Ｊとクラス２走目で反撃へ。

エイシンヴィーヴォ･･･休み明け後は1400ｍで連続②着と惜しいレースが続いており、６歳にして着実に力を付けてきている。それに掛かりやすい気性だけに、今回1230ｍへの距離短縮は歓迎材料。最軽量53キロも魅力的で。

ブレイヴコール･･･'17年兵庫ダービー馬。４歳となった昨年は意外な伸び悩みを見せる時季もあったが、10月にＡ２を突破するとその勢いで重賞・兵庫ゴールドカップ(1230ｍ)に挑戦。インをうまく立ち回り、最後は黒船賞(JpnIII)覇者エイシンヴァラーや今回人気が予想されるハタノキセキを負かして②着に食い込んだ。その後は③⑦⑧⑤着と案外だが、前走に関しては休み明けが響いた印象。一度叩いた効果に期待。

トウケイアロー･･･最後の勝利こそ昨年９月だが、その後９戦して入着を外したのは僅か３回だけと、善戦はしている。また、雨馬場も苦にしないタイプ。今回の相手も決して楽ではないが、Ａ１クラスで踏ん張ってきた力を考えればここでも軽視禁物。