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2019年4月 4日 第45回 新緑賞(SP2)3歳 ・オープンサラ系3歳 別定 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第10レース まずは一冠 サウスグラストップ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
陣営の期待も大きいサウスグラストップ。ゴールドジュニアは流れが向かなかったまでで、1600mがダメなわけではないはず。今回は地元馬同士で、3歳特別の延長線上のようなメンバー。決めたいところだろう。不気味なのは僚馬ニューホープだが、G3ファルコンS直後になる。相手としてならポアンカレのほうか。以下レジア、タイヨウノウタと別路線組を上位に。
サウスグラストップは1400mだが27秒台連発はここなら一枚上の存在だろう。ここ目標に順調にきている様子。地元馬同士の重賞なら。「当初から目標にしていたレースで悔いのない仕上げができました。SP戦といっても特別の延長のような顔ぶれ。すっきり勝ちたいですね」。
ポアンカレは勝ち味に旺盛な馬ではないが、交流戦で4、3、2着は褒めてあげたい。ここも相手なりの競馬をしてくれそうだ。「ここまで強い相手に頑張ってきたし、まだまだ伸びしろもありそう。脚質的に距離は合うとみているからその適性を見極めたいね」。
ニューホープは道営のアタックチャレンジ勝ちに岩手では1600mを2勝。前走の反動が気になるが、可能性を秘める実績の持ち主だ。「前走はいくらか急仕上げでしたし初芝であの条件ですからね。中間は併走でしっかり負荷をかけることができました。可能性のある素材だと思っています」。
レジアはまだまだ決め手を磨く必要はあるが、とりあえず勝ち方は覚えた。好馬体の社台ブランドだけに可能性に懸けてみるのも一興か。「順調に良化をたどっているし、動きにも活気がある。前回以上じゃないかな。このメンバーでどんな競馬をしてくれるか楽しみ」。
タイヨウノウタは中央交流戦でも見せ場たっぷり。重賞といっても地元馬同士だけに、むしろくみしやすいかも? 注意が必要な一頭。「交流戦でも見せ場は作れているし徐々に気持ちも入っていい状態で出走できそう。今後の見通しをつける意味でもいい競馬を」。
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