Odds Park 競馬

　水曜日のメインレースは準オープンクラスの1700ｍ戦。本命は現在４連勝中のイスズイーグル。昇級戦だった前走が圧勝で斤量増も問題ないだろう。先々の重賞戦線を考えるとここは負けられない。相手候補は斤量差で逆転を狙うダークネブラスと巻き返しを誓うオータムヘイローの２頭。他にはこのクラスで安定した走りをしているカリテスグレースや斤量が戻って反撃必至のメイクミーハッピー、攻め気配が良いホクセツプリンスがその後に続く。

イスズイーグルは４連勝でＢ２クラスから一気に駆け上がってきた。昇級戦だった前走は３コーナーで早めに先頭に立つとその後後続を５馬身突き放し圧勝。最後は流す余裕があるほどだった。この中間も順調の模様で仕上がり状態は良い。勝って同条件なので今回は前走から斤量が１キロ増える点がカギになるが、前走の勝ち振りを考えると難なく突破するだろう。火曜日に行われた重賞の六甲盃に出走すれば良い勝負ができた可能性のある馬なのでここも連勝を伸ばすことができるだろう。

ダークネブラスは転入緒戦の２走前で豪快な末脚で差し切り勝ち。前走は２着だったが、斤量が１キロ増えた条件だったことを考えると、勝負所から進出を開始し、最後まで止まっていなかったところは評価できる。前走の勝ち馬である上記のイスズイーグルとは５馬身とかなりの差をつけられてしまったが、その時はイスズが56キロ、ダークが57キロだった。そして今回はイスズが57キロ、ダークが56キロと斤量が変わるので逆転の可能性も十分ある。

オータムヘイローは前走はレース間隔が少し開いていたし、スタートで少し伸び上がる感じで後手を踏んでしまった。それでも最終的には５着に押し上げてきたのは力のある証拠。この中間はシッカリと乗り込んでおり、追い切りの動きには活気があった。一気に距離が延長されるが、過去にこの距離の重賞で良い勝負をしていたので問題は無いだろう。発馬さえ五分に切れれば巻き返しは可能だ。

カリテスグレースはこのクラスに昇級後は４着、３着、３着と安定した成績を残している。この中間の追い切りでは素軽い脚捌きで駆け抜けており好時計をマーク。内で上手く立ち回れれば好勝負になる馬なので今回の内めの枠に入ったことは有利な条件。勝負所で置かれずに付いていければ勝ち負けまで可能だろう。

メイクミーハッピーは２走前にこのクラスを勝っている。前走は１番人気で４着と人気を裏切る結果になってしまったが、斤量増の加え、先行馬が有利な馬場状態だったことが敗因。実力的にはオープンクラスでも良い勝負ができる馬なので良馬場で競馬ができれば巻き返しは必至だろう。

ホクセツプリンスは本来は1400ｍ戦が適距離ではあるので今回の1700ｍ戦は少し長い印象もあるが、この距離で幾度と無く馬券圏内に入っているので対応はできそう。中間の追い切りでは軽快な動きを見せており、仕上がり状態は良さそう。道中でインに潜り込むことができれば高配当の使者になる可能性も。