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行き脚の安定性が増したことで1400メートル戦にも難なく対応したモズフレミントン。まだ気性面の幼さが払拭されたわけではないが、ここもよほど包まれるようなことさえなければ連勝濃厚。フレミントンが前走同様早めスパートをかける展開になると見れば、相手候補筆頭はウインベントゥーラ。前走の上がり３ハロン自体は勝ち馬より速く、ここも末脚生きる展開ならゴール前一気に浮上。以下も差しタイプを手厚くマーク。エクストレミティーは太め残りの現状でも上がり自体はメンバー中上位。中団インから構えれば一変も十分可能。内枠なら見直せるアルファアリエス、相手なり堅実キザシ、３走前の距離に戻すウインゴスペルも流れひとつ。

モズフレミントン…前走は再転入初戦以来の1400メートル戦だったが、当時の大敗など微塵も感じさせないパフォーマンスで大楽勝。当時よりもスピードが備わったことで位置取りで後手に回る不安が払拭され、よりストレートに能力を出せるようになった。一連の勝ち振りからも斤量増が負担になる心配は皆無で、ここも連勝を伸ばす公算大。

ウインベントゥーラ…移籍当初は反応にバラつきがあったものの、レースを重ねるにつれて末脚に不発がなくなった。先行勢が揃った上にモズフレミントンが早めからゴーサインを出す可能性が高いとなれば、前回同様に末脚が生きる流れとなるはず。勝ち馬に逆転までは微妙だが、ここも上位圏内浮上は確実。

エクストレミティー…まだ太め残りの感は否めないが、そんな中でもメンバー中上位の上がり３ハロンは使えている。２走前は不得手な外枠、そして前走は短距離戦で最後方追走といずれもスムーズさを欠いていただけに、距離を延ばし中団あたりで流れに乗れれば一変の可能性も十分。

アルファアリエス…２走前の現級戦は終始大外回りでまったく息が入らず。３走前の好走はインコースでジックリとタメを作ってのもので、内枠を引いた今回はその時同様の立ち回りが可能だ。

キザシ…乗り手の指示に反発しやすく勝ち味には遅いタイプだが、流れさえ向けば後半の浮上は確実。メンバー構成上、今回も淀みない流れになる可能性が高く、３着争いまでなら食い込む余地はある。

ウインゴスペル…いつものような反応が見られない近走内容は気懸かりだが、現状は短距離戦の流れが忙しくなっていることも確か。３走前の距離に戻し中団あたりから流れに乗れるようなら。