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　ここ目標に仕上がったオレノココロ。高重量戦は得意としているし、ばんえい最強馬の力を示す。重賞連勝へ。今季ひと息のフジダイビクトリーだが、今回の条件ならチャンスがある。昨年度の覇者コウシュハウンカイ、地力強化が目立つシンザンボーイも無視できない。

　オレノココロはふた開催間隔は開くが、ここを目標に調整されており、仕上がりに関しては不安のない状態。腰の入りが安定している今なら920キロと一気に増量される荷物にも対応可能。２年連続でばんえい記念を制しているように、高重量戦の力比べは得意としている。ばんえい最強馬の力を示す。

　フジダイビクトリーは2016年度のばんえい記念を制しているように、もともと力比べを得意としている馬。今回は斤量が増加されて時計がかかるのはプラス材料。オレノココロと30キロ、コウシュハウンカイとは40キロあるハンデ差を生かせれば久々の重賞制覇のチャンスもある。

　コウシュハウンカイは目下４連勝中で絶好調。ここも930キロのトップハンデとなるが、障害に関しては自信を持っているし、大きく崩れることはない。今回も少頭数でマイペースで運べそうな組み合わせ。持ち味である登坂力を存分に発揮できる。終い踏ん張れば押し切りも十分。

　シンザンボーイは帯広記念２度目の挑戦。昨年度は７着に敗れているが、力をつけた今ならヒケを取らないはず。障害に関して不安はないし、一気に斤量が増加されるここでも克服して不思議はない。仕上がり良く、ひと押し利けば勝ち負けに加われる。