Odds Park 競馬

追い切りで再三に渡り好時計を叩き出しているスターリーウォリアを狙う。近走こそ案外だがデビュー直後の成績からすれば元の能力は相当高く、血統的に園田の馬場も合う。ロータスガーデンは外枠で好走も、ペースアップで置かれやすい面から本質的にはロスなく立ち回ってこそ。内枠変わりでさらに。穴ならサンボストン。前走で先着を許した馬もいるが、その前走で最も距離をロスしていたのは本馬。今少しタメが利けば台頭も十分有り得る。流れに左右されるとはいえ前走で一気に時計を詰めた好調エフヨンエフ、前走で新味見せたピカロ、内々で集中できればジャンダラリンの巻き返しも。

スターリーウォリア…中央在籍時から気難しい面はあったようだが、転入後は馬具等に工夫を凝らし稽古で圧巻の動きを連発。デビュー当初の成績通りなら兵庫Ｂ１級で通用する力は十分備えており、能力をストレートに発揮できさえすれば十分勝ち負けに。父アッミラーレ、母父ホワイトマズルともに園田馬場と相性良し。

ロータスガーデン…２着だった前走でも４角でポジションを下げていたように、勝負どころで外を回されるとモタついてしまう。ただそんな中でも好走を続けているのは好調の証で、理想的な内目枠を引いた今回は近走以上に走りのパフォーマンスが上がる。

サンボストン…移籍初戦は着順こそ地味な印象だが、道中で終始大外を回っていたことを思えば着順以上に評価できる内容だった。実際に上がり３ハロンはメンバー中２位を計時しており、今少しロスなく運べるようならゴール前浮上のシーンがあっていい。

エフヨンエフ…前走は相手関係に恵まれたことも勝因だが、さらに走破時計を詰めたようにここにきての状態良化は著しい。ペースに左右される脚質ではあるが、ここも流れと仕掛けどころが噛み合えば昇級でも出番が望める。

ピカロ…いまだ勝負どころでうまく反応できないものの、中団からの競馬でも格好を付けた前走内容から舌を括った効果はあったようだ。今ならどんな競馬でも対応できそうで、ここも崩れはないと見る。

ジャンダラリン…気性的にムラがありアテにできないタイプだが、最近で好走した時のパターンは中団前目のインから運ぶ形。追い切りの動き自体は抜群なだけに、好枠を利して内々で集中力を保てれば面白くなる。