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2018年12月 2日   ばんえいオークス (帯広競馬)  

帯広競馬   第10レース   実力、実績ともに上位でミスタカシマが3歳女王の座へ
生駒 有輝夫

banei13.jpg 3歳牝馬限定戦で実力、実績ともに上位で通るミスタカシマ。定量で斤量差がないここは順当に決める。相手は黒ユリ賞2着のアフロディーテが有力。展開の助けがあればサトクィーンサンシルクラポピーにもチャンスが出てくる。B4クラスで経験を積むカネササクラに注意。

 ミスタカシマは牡馬相手の重賞となった前走でも障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容のレースで完勝。今回は3歳牝馬限定での定量戦と一気に条件が楽になる。ここでは実力、実績ともに一枚上。重賞連勝へ。

 アフロディーテは前走3着に敗れたとはいえ、厳しい展開の中でも障害はひと腰。今回は斤量が増加されているが、障害に関しては不安のない馬だけに、克服は可能。黒ユリ賞2着があるように、牝馬限定戦ならヒケを取らない。勝ち負けが期待できる。

 サトクィーンは障害巧者で670キロとなるここでも崩れることはない。あとは末に甘さがあるだけに、終い踏ん張り切れるかがポイント。降りてから我慢できれば前残りのチャンスが十分にある。

 サンシルクラポピーは馬場の脚抜きが良くなったとはいえ、前走は崩れていた障害をひと腰でまとめて豪快な差し切り勝ち。3歳牝馬限定戦なら互角にやれる力を持っている。決め脚上位で通るだけに、障害を早目に降ろせれば一発も可能。

 カネササクラはB4クラスに昇級してからは勝ち負けに加われていないが、前走は障害をひと腰でまとめて勝ち馬から差のない5着とスムーズな走りができていた。3歳牝馬限定戦で一頭抜けた馬はいるが、他の馬との比較なら見劣ることはない。上位進出も十分。

おすすめ買い目

馬単 2→5 2→7 2→1 2→8

 

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