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コーナスフロリダはデビューから堅実に駆け、馬券に絡めなかったのは出遅れ、勝ちに動いた菊水賞のみ。安定度に加えて重賞２勝と実績面では他馬を一歩リードしており、ここも勝ち負け筆頭視。ＭＲＯ金賞で好走したウォーターループを相手筆頭に置くが、エムザックヒーロー、マイメン、アゼツライトも展開次第でチャンスあり。

◎は③コーナスフロリダ。昨年園田ジュニアＣ、今年兵庫ダービーを制するなど認定、重賞での好走も多数あり。笠松ゴールドジュニアはノブイチに０秒２差及ばなかったものの２着に好走しており遠征競馬でも力を発揮していた。ひと脚のキレは鋭くスタミナも豊富で初距離も問題なさそう。自分の走りができれば単有力。

○は⑥ウォーターループ。２走前のＭＲＯ金賞は僅差惜敗に終わったが、早めに逃げ馬を捕らえ能力は十分に示した。芯が入った馬体で確り映ったがその時より更にひと回り成長。今年重賞２冠の決定力に加え、当地馬場が２度目なのは他地区勢の中では大きなアドバンテージと言えよう。

▲は⑪エムザックヒーロー。近２走は長く良い脚を使い、２走前の重賞サラブレッド大賞典は勝ち馬から０秒２差の３着、前走の準重賞石川門カップは鋭く突き抜け勝利。心身共に充実ぶりが窺え、今回の地元勢の中では上位争いが最も期待できそうだ。

△は⑩マイメン。今年４月に佐賀ル・プランタン賞を制覇。結果はひと息に終わっているものの中央、園田、南関に参戦と遠征競馬の経験も豊富。近走も地元では古馬相手でも安定した成績を残しており、ここも流れに乗れば面白い存在。

注は⑧アゼツライト。マイペースの逃げに持ち込んだ４月の菊水賞ではコーナスフロリダを下し圧勝。今回は初の遠征競馬がどう出るかだが、スンナリ前に付ける事ができれば残り目要注意。