Odds Park 競馬

今回の本命はオニチャン。控える形では集中力を欠いてしまうが、逃げに持ち込めれば一転して粘っこさを発揮するタイプ。近走は多少精彩を欠く面は出てきているだけに楽観視はできないが、相手を見渡せば前回以上に単騎逃げ濃厚なメンバー構成。自分の形にさえ持ち込めれば勝機はまだある。現級既走馬では9/28の１４００ｍ戦で接戦を演じたウインベントゥーラとコントローラーの２頭。着順では前者だが、早め勝負に出てレースを動かして行った後者に今回は魅力を感じる。斤量面でもコントローラーを上位評価に。イナクティーレとテクノマインドは、まだ器用さに多少欠けるところはあるものの、３歳重賞実績を考慮すれば軽くも扱えず。転入２走目のマコトタリスマンも押さえておきたい。

オニチャン…近２走は得意の逃げに持ち込みながら負けてしまっているが、２走前は斤量５７キロを背負った状態で勝ち馬の徹底マークで息が入れられず、前走も発馬から２コーナー付近まで同型馬に競り込まれてしまう苦しい展開。ただ、そんな形でも馬券圏内は外しておらず、却って能力の高さを窺わせる内容。ここも単騎逃げなら。

コントローラー…前走は２着だったが、勝負どころから早め勝負に出ての結果。勝ち馬とは時計差も無く、負けて強しと言える内容だった。今回も騎乗する田野騎手とは３戦して１勝２着２回と相性抜群。このコンビなら引き続き期待できそうだ。

イナクティーレ…前走も後方からの競馬だったが、メンコを外したことでスタートの反応自体は良くなっていた。今回の１４００ｍ戦なら折り合いを気にせず位置も取りに行けそうだし、詰めの甘さも払拭できそうだ。

ウインベントゥーラ…前走は展開に恵まれた感もあったが、２走前も結果４着ながらメンバー最速を上がりが使えていたし、その脚が馬場回復で更に生きてきていたようにも。斤量１キロ増えるも注意しておきたい。

テクノマインド…レースで気ムラな面を出すようになってきている点は少し気懸かりだが、連勝馬マジックカーペット相手に２着と健闘した前走内容からしても能力は間違いなく上位。ここも自身の集中力次第。

マコトタリスマン…前走は終始モタつくような反応を見せていたが、当時は馬体自体も太めに映っていた。叩き２走目で馬体減となっておれば前進の余地はありそうだ。