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2018年10月 8日   第31回 マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI オープンサラ系一般 定量 (盛岡競馬)  

盛岡競馬   第11レース   5つ目のGI奪取へゴールドドリーム
全国公営競馬専門紙協会 岩手ケイシュウニュース

morioka08.jpg【中央所属馬の評価】
 ゴールドドリームは2017年にフェブラリーS勝ち。昨年の暮れチャンピオンズCから絶好調でフェブラリーSはノンコノユメのクビ差2着、かしわ記念、帝王賞を連勝し、GIを4勝とこの勢いは凄い。昨年に続き2度目の南部杯。あの時は大きく出遅れて5着と悔しい思いをした。今の状態なら、少々の出遅れなら問題ない感じがする。

 ルヴァンスレーヴは毎回のようにスタートは出遅れる。昨年12月に川崎・全日本2歳優駿を勝利。伏竜Sではドンフォルティスに負けたが、その後はユニコーンS、大井・ジャパンダートダービーもエンジンがかかると直線一気で強さが光る。まさに3歳世代最強馬、初の古馬対決でも楽しみな一戦に。

 ノンコノユメは2015年にチャンピオンCで2着、16年にはフェブラリーS、帝王賞とともに2着。今年1月の根岸Sを2年ぶりに白星。勢いそのままにフェブラリーSは末脚爆発で会心のGI2勝目(2015年ジャパンダートダービー)。1600mは5勝と一番ベストの舞台で盛岡の直線でも、あの脚を見せてくれるか。

 オールブラッシュ 信頼度となると今ひとつだが、昨年2月の川崎記念でサウンドトゥルー以下を直線突き放す強い勝ちっぷりで逃げ切る。ダート1600m初めてとなった今年5月かしわ記念でも逃げて逃げての2着と、自身の競馬ができた時にはめっぽう強い。14番枠となった今回は枠順が明暗か。

 ノボバカラ これまで名古屋・かきつばた賞、中京・プロキオンS、中山・カペラSの短距離戦で3勝。ここ3戦は芝を使われて凡走しているが、ダートに戻れば実績はある。なんと言っても昨年の南部杯でマイペースの逃げに持ち込んでコパノリッキーの2着に粘っている。今回は、その時と同じ吉原騎手とコンビ。

 ベストウォーリア 昨年の南部杯(6着)から本来のしぶとい走りが見られず年齢的な衰えもあるのか。盛岡ダート1600mはスピードとスタミナが要求されるが、全盛期は2014年と15年の南部杯を連覇した相性のいいコース。数々のGIレースで好勝負を演じてきた実績と底力で復活劇の期待もしたくなる。

 メイショウウタゲ スタートが悪く、追い込み一辺倒。前走も致命的な出遅れとなったが、うまく馬群が崩れたこともありイン強襲でオープン特別3勝目。グレード勝ちこそないが、東海Sで3着(1800m)と展開ハマればのタイプ。

【地方所属馬の評価】
 ミッキーヘネシー 9歳になっても他地区へ積極的に遠征し、そのタフさは魅力でもある。今回がグレードレース15走目、2016年の佐賀・サマーチャンピオン(1400m)5着、今年2月の佐賀・佐賀記念(2000m)5着がある。ただ、相当メンバー強力だけに後方から直線どこまで迫ってくるか。

 コスタアレグレ JRA新馬戦勝ちを含め4勝、ダートの1200m、1400mに良績が集中。今年3月に高知競馬へ。6月に北海道スプリントC参戦して1.8秒差の9着もハイペースの2番手追走とスピードは通用していた。地元重賞トレノ賞(1300m)で2着と移籍後は7戦5勝と調子の良さはうかがえる。初めてとなる距離で、この顔ぶれのなか自身の競馬ができるかどうか。

 ロジストーム JRA新馬勝ち。わずか4戦で南関東へ移籍して4勝を上げてB1クラスまで。今年4月の岩手初戦は赤松杯がベンテンコゾウ(昨年の北海道3歳三冠①①③着)の2着。4ヵ月休養後は3戦消化して型どおりの良化を見せるが、ここでは手が出せない。

 アリッサム JRA~南関東を経て昨年9月に岩手入り。地元の牝馬重賞2つ勝っているが、さすが相手が強すぎる。

 ケルヴィンサイド 条件交流戦を含め、JRA時には4勝。1600万クラスでは2ケタ着順が続いた。南関東でも中堅クラスで健闘程度。ここにきて復調見せているが、力量不足。

 プリンスダム 夏負けからは回復して前々走を勝利。7月のマーキュリーCが5.4秒差の13着と厳しい戦いになる。

 ヒドゥンブレイド やや持ち直してきているとはいえ、前走の条件交流戦(1000万クラス)を見せ場なく8着では見送りが賢明。

【解説者の予想】
 かしわ記念、帝王賞と2連勝と今年の走りがひと味違うゴールドドリームから狙う。昨年みたいな大出遅れはないだろうし、最近のレースぶりが早く動いているように今回も同様の走りを期待したい。
 相手は底を見せない3歳馬ルヴァンスレーヴ。スタートがうまくないだけに外枠ならスムーズにレースを運べるのもプラスとなりそうで古馬初対決でも注目。今年のフェブラリーS勝ちノンコノユメもポジション次第では単も十分。自身の競馬できれば粘り強いオールブラッシュ。昨年の2着馬ノボバカラも先行策となれば今の馬場なら怖さがある。南部杯で連覇あるベストウォーリア、もつれ込めばメイショウウタゲの浮上にも。
 さすがに今回の強豪メンバーがそろっては地方所属馬には、厳しい感じがある。

◎ゴールドドリーム
○ルヴァンスレーヴ
▲ノンコノユメ
△オールブラッシュ
△ノボバカラ
△ベストウォーリア
△メイショウウタゲ

おすすめ買い目

馬単 7→12 7→1 7→14 7→9 7→4 7→3 12→7 1→7

 

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