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2018年9月26日   第29回 秋の鞍(SP1)(3歳秋のCS) オープンサラ系3歳 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   リスタート! サムライドライブ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya12.jpg 東海ダービーで初めて土がついたサムライドライブだが、あれは勝った相手を褒めるべきで、悲観する内容では全くない。疲れを癒し、秋はここから再始動。確かにスギノハヤブサウォーターループなど春の勢力図を塗り替えんとする馬はいるが、攻め馬の過程からすれば初戦から期待していいだろう。遠征馬、特に南関東勢は不気味だが、多くは条件馬で日程も微妙。強調しづらいのが本音だ。

 サムライドライブは調整過程から、そしてそれまでの圧倒的なレースぶりから、3カ月ぶりも問題なし!? 力の違いをあらためて見せてほしい。「放牧明けになります。繊細な気性ということもあり、思ったよりも体重が増えなかった点がどうかですが帰厩後は1週前に実戦形式で1400mのゲートから追い切りましたし、直前も中4日でいい動きを見せていました。あとは実戦に行っての息の持ち方次第になるでしょう」。

 スギノハヤブサは北海優駿挑戦はホロ苦い結果に終わったが、ひと夏越してここ目標に順調にきている様子。何といっても距離が魅力だ。「上がり勝負のような切れ味を必要とする流れでは不利ですが、バテずに伸びてきますからね。距離延長はプラスですよ。叩き3走目で調子も上がってきていますし、あとは乗ってる男の手綱さばきに期待です」。

 ウォーターループは控える競馬もすっかりマスター。距離もこなしており、気性的な成長が好成績をもたらしている。ローテにも好感。「デビュー当初のイレ込む面は解消の方向で、落ち着いてレースに臨めているのがいい。体調も安定しているしね。あとは相手関係だが、前走の勝ち馬を含め骨っぽいからねえ」。

 コスモバレットは寸前で差され3着となったが、放牧明けで攻め不足だったことを思えば上々。惜敗した高知優駿からも長距離適性は高い。この日程でやってくるからには。「レース間隔はないが、体調面に問題はない。長距離輸送もこなしてくれるし、長い距離も合っているからね。モマれず自分のペースで運べれば頑張ってくれるんじゃないかな」。

 ツーエムアリエスは中央の1勝は1800m逃げ切りだし、京都で2着ありなら右回りも問題なかろう。前走がきっかけになりそうな予感。「移籍してきてからは古馬と戦って1戦ごとに力をつけているからね。今回は3歳馬同士なので、引き続き楽しみを持って臨むことができる」。

おすすめ買い目

馬単 12→8 12→4 12→6 12→9

 

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