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2018年9月14日   第7回競馬キンキ杯A1A2 3歳以上特別サラ系3歳以上 別定 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   堅実ぶり光るジャコカッテに勝利の女神が微笑む
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 西依 龍宏

sonoda04.jpg ジャコカッテは兵庫転入後いまだ勝ち星がない状況だが、⑤着以下というのも一度もない。その堅実ぶりに加えて今回は幾分相手関係に恵まれた印象、いよいよ初勝利が見えてきた。ウインゴスペルの前走は好メンバーが揃った重賞・摂津盃、それに距離も合わなかった。得意距離+A2馬との混合戦で巻き返しへ。まだ底を見せていないエイシンタルトゥ、JRAから転入初戦タガノカムイはキャリア2度目のダート戦というのがポイントも、力はあるだけにいきなり好走しても不思議ない。末脚自慢のラストチャンスアリトウケイアローも警戒が必要。

ジャコカッテ・・・JRA1600万条件で頭打ちとなり兵庫へ移籍。伸びがじりっぽい分で当地ではいまだに未勝利だが、ここまで9戦(すべてA1級)して④②③⑤⑤②③③③着とオール掲示板入りを果たしており、安定感は抜群。前走は上位2頭から離された③着だが、JRA在籍時以来4年ぶりの1700mでのものだったことを思えば上出来と言えるのではないか。比べて今回は走り慣れた1230m戦、メンバーもこれまでより楽な印象。節目の兵庫10戦目で待望の初勝利へ。

ウインゴスペル・・・前回は一線級が相手の重賞・摂津盃。しかも折り合いに難のある馬なので1700mも向かなかった。それだけに前走は度外視が利く。最近はA1戦になると結果が出ないケースが多かったが、混合戦、しかも出走馬9頭中6頭がA2からの参戦ともなればアッサリ対応できそう。また、得意距離の1230m戦なので折り合いの心配も無用。ここは2走前の再現を狙う。

エイシンタルトゥ・・・前走は直線で脚色が鈍くなりユウキエナージーに交わされそうになったが、最後は根性で押し切って勝利。それに自ら前を捕らえに行った結果なので、内容的にはほぼ完勝といえる。今回初の1230mでも、集中力を欠きやすいため短い距離の方が却って合いそうだし、ポテンシャル自体にもまだ奥がありそう。

タガノカムイ・・・JRAでは芝のレースが中心でダートは1戦(15頭立て⑫着)のみ。ただ、④着馬から0秒8差と着順ほど離されてはいない。また、兄のグランドサッシュ(父ハーツクライ)はダートで2勝しており、その点で本馬も適性がありそう。あとは5カ月ぶりの久々というのがカギだが、能検の走りからだと態勢は整っている様子。まだ6歳、移籍を機に大化けする可能性アリ。

ラストチャンスアリ・・・3走前④着は向正面中頃で追い出しを開始したものの勝負所で前が詰まりそうになり、一度スピードを緩めたのが原因。スムーズな競馬ができたその後2走は連続で豪快な差し切りで決めている。追い出されてからの反応が遅いため道中ロスが多いと辛いが、エンジンが掛かってからの切れ味は今回のメンバーに入っても1、2を争う。昇級戦とはいえ、立ち回りひとつで出番がありそうだ。

トウケイアロー・・・自在性が持ち味だが、A1昇級後は⑦⑤着と今イチ。ただ、攻め馬での動きからだとデキ落ちはないし、今回はA2馬との混合戦で相手関係も楽になった。2戦して②①着と好相性の1230m戦というのも魅力的で、変わり身要素の揃ったここは軽視禁物。

おすすめ買い目

馬単 9→3 9→2 9→4 9→6 9→5 3→9 2→9 4→9 6→9 5→9

 

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